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HN:
teamBDR
性別:
男性
職業:
高校生
自己紹介:
このブログは退屈な日々を革命すべく集まった6人のブログなんDA。
メンバーの紹介なんDA
[Joker(ジョーカー)]この団を作った人。学園都市の日常・科学サイドを書いてるのはこの人。ボディサイドのガイアメモリをコンプしている。最近、teamBDRが満足同盟となんら変わりない事に気づいたが、狙ってなどいなかった。いや、ホンとにマジで。まあそんな事はどーでもいいから、満足しようぜ!!

[ナレ神(シン)] 貴重な「純粋なツッコミ役」。LUKEとは実況・解説コンビである。最近、兄のオタクライフを書いた記事が大ヒットした。

[ガチャピン]旧かみやん。最近はこっちの名を名乗るほうが多い。通称、魯迅(ろじん)。又は、北大路魯山人(きたおおじろさんじん)。もうなんか『お姉ちゃん』しか言わないかわいそうな人。teamBDRの中でもトップクラスにアレな人なんDA。 

[S(サジタリウス)] 変態である。クラスの女子、挙句の果てには学校の先生にまで変態と言われてしまったぞ!この変態軍人めが!!

[Sgt.LUKE(サージェント.ルーク)] おそらくこの団最強の男。その脳内は無限のユーモアにあふれている。もしかしたらアンサイクロペディアを超えているかもしれない。ちなみに食玩のサイクロンメモリを持っている。

[XILE(ザイル)] 割と普通人。EXILEのファン。この団に入ってからまわりに毒されてきた。被害者。だが本人は楽しそうである。
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第1話「とあるWの仮面ライダー/始まる物語」

作者 Joker

今日も穏やかな風が風車を回している―――
ここは学園都市 風都地区
超能力が科学的に解明された現代。この学園都市では日々超能力開発が行われている。
しかしどれだけ努力しても超能力者になれない者もいる。
この風都地区にはそんな超能力者になれなかった者たちが集まる。
「落ちこぼれの街」
それがこの街、風都に貼られたレッテルだ。
しかし俺はこの街をこよなく愛している。
底辺にいながらも力強く生きるこの街の人たちからは絶えることのない希望が感じられるからだ。
だが絶望に負け闇に堕ちる人間もいる。
そんなやつらに救いの手を差し出すのが俺たちの仕事だ。
俺の名は左 翔太郎(ひだり しょうたろう)
そして相棒のフィリップ
2人でひとりの探偵だ。
 
 
「翔太郎く~ん、お客さんだよ~」
こいつの名は鳴海 亜樹子(なるみ あきこ)。一応、この鳴海探偵事務所の所長だ。
その亜樹子の後ろから一人の男が出てきた。
「おう、翔太郎。」
「刃野(じんの)さんじゃないですか。いったい何の用で?」
刃野さんは俺がガキの頃からの知り合いで刑事だ。
「実は依頼をしにきたんだ。」
「依頼?どんな?」
「こいつを知っているか、翔太郎。」
刃野さんは数枚の写真を俺の前に出して見せた。
出された写真にはすべて同じ男が写っていた。
「ああ、知ってるぜ。片桐 安十郎(かたぎり あんじゅうろう)、通称 アンジェロ。
こないだ脱獄した死刑囚だ。」
「そうだ。こいつを探してほしい。」
「は?何だって!?」
「危険なのはわかっている。
しかしこいつ・・・俺たち普通の警察官じゃあ手に負えねえかもしれないんだ。」
「―というと?」
「こいつが脱獄した後にやったと思われる犯罪の被害者なんだが・・・この写真を見ろ。
全員異常な死に方をしている。外傷は全く無い。体の内部から切り裂かれたように死んでいるんだ。
そして口からは多量の水が吐き出されている・・・・・・」
「まさか!」
「そうだ。おそらくアンジェロは何らかの方法でガイアメモリを手に入れ、そして脱獄したんだ。
―――翔太郎、お前仮面ライダーは自分の友人だと言っていたな。
アンジェロを見つけた後は俺たち警察に連絡するんじゃあなく、仮面ライダーを呼んでアンジェロを止めてくれ・・・」
「刃野さん・・・」
「もうアンジェロのせいで5人も殺されているんだ・・・まだ見つかっていない被害者もいるかもしれない。
手段は選んでらんねえんだ・・・」
「・・・・・・わかったぜ、刃野さん。大丈夫だ。必ず仮面ライダーがアンジェロを止めてくれる。」
翔太郎は街に飛び出した。アンジェロへの手がかりをつかむため。
 
「このアンジェロという男の過去・・・ゾッとするねぇ。」
翔太郎の相棒、フィリップが地球(ほし)の本棚という超能力でアンジェロについて調べていた。
彼はこの能力で地球上すべてといっていいほどの情報を閲覧することができるのだ。
「まったく、この男の犯罪を見ていたらとても気分が悪くなってきた。死刑になって当然の男だ。
――ん?」
ピロリロリ ピロリロリ
翔太郎のスタッグフォン(携帯電話)が鳴っている。
「フィリップか、何かつかめたか?」
「ああ、少し気になる情報があって・・・」
「何だ?」
「この男はガイアメモリとは別に“スタンド”という超能力が使えるらしい。」
「“スタンド”ぉ!?」
「超能力の一種で精神エネルギーが生み出すパワーあるビジョンらしい。
そしてそのスタンドのビジョン(姿)を見たり、攻撃したりできるのはスタンドを使う人間(スタンド使い)とレベル4以上の超能力者だけらしい。」
この学園都市で行われている超能力開発では、能力の強さをレベル0(無能力者)~レベル5(最強クラス)で表しているのだ。
「あーっよくわかんねえが、つまりアンジェロはそのスタンドとかいうのを持ってて、しかもそれは一部の人間にしか認識できないと。
じゃあ、一体どうすりゃいいんだよ!?
お前は一応地球(ほし)の本棚でレベル5ってことになってるけどよぉ、俺はレベル0なんだぜ!」
「それについての対策は僕が立てておこう。翔太郎はそっちの調査を続けてくれ。」
翔太郎はため息をついて電話を切った。
「この事件、なんだか嫌な予感がするぜ。」
翔太郎のこの嫌な予感は結果的に当たることになる。
しかし、この事件はこれから始まる物語のほんの序章にすぎなかったのだ――
 
翔太郎は街中で写真を撮っている一人の男に話しかけた。
「よお、ウォッチャマン。」
「やあ、翔ちゃん。何の用だい?」
男はウォッチャマンと呼ばれる、この街の情報屋だ。
その男に翔太郎はアンジェロの写真を見せた。
「この男を見なかったか?」
「・・・・・・この男、こないだ脱獄したっていう死刑囚じゃないか!しかもこの辺に潜んでいるって噂の!」
「ああ、実はこいつを探してるんだ。」
「う~~~ん、すまないけど見てないなぁ。噂ならいくつか聞いてるんだけどねえ。」
「噂?」
「うん、なんでも奴は犯行の際に事件現場に存在しないらしいんだ。」
「どういうことだ?」
「奴は殺しをする時、ターゲットを遠くはなれた場所から狙っているんだ。
でも被害者に外傷はないから凶器は銃じゃないんだ。不思議だなぁ。」
「確かに不思議だ・・・さっきフィリップが言ってたスタンドっつーのに秘密があるのか・・・?」
そのとき翔太郎に二人の少女が寄ってきた。
「あれ?翔太郎さんじゃないですか!」
「ん?ああ、お前らは佐天に初春じゃねえか。久しぶりだな。」
彼女らはこの風都に住む中学1年生。
黒髪ロングが佐天 涙子(さてん るいこ)、花飾りのほうが初春 飾利(ういはる かざり)だ。
佐天はこの学園都市内の都市伝説、
初春はインターネット系の情報に詳しいので翔太郎は時々彼女らを訪ねていたのだ。
「あ!これってアンジェロじゃないですか。脱獄してこの辺に潜伏しているっていう・・・」
翔太郎が持っていた写真を見て初春が驚く。
「わたしたち風紀委員(ジャッジメント)もこの男を捜しているんですけど・・・いっこうに見つからないんですよ。」
初春はこの学園都市の風紀委員(ジャッジメント)という治安維持の組織に入っていた。
「監視カメラにも一切映っていなくて・・・ネットの情報はあてにならないものばかりだし・・・」
「ああ、でもわたしアンジェロに関する都市伝説ならいくつか知ってますよ。」
佐天が語りだした。
「アンジェロには一度絞首刑が執行されたんですが、何故かそのときアンジェロは死ななかったんです。
アンジェロはレベル0の無能力者でどうすることもできなかったはずなのに。
でも一説にはアンジェロは普通の超能力とは違う“スタンド”っていうのが使えるそうなんです。」
「何っ!?スタンド!?」
「はい、普通の超能力とは違って科学的に発現させるのは現状では不可能なんだそうです。
アンジェロも刑務所に入れられる前はスタンドを持っていなかったそうですけど、
刑務所に入っている間に何かがあって使えるようになった・・・っていわれてますね。」
「なるほど、やはり鍵はスタンドか。しかも奴はガイアメモリまで持ってる・・・
こいつはやっかいな事になりそうだぜ。」
「あとそのアンジェロのスタンドの能力ですがね~、噂だと・・・」
そのとき翔太郎は佐天の後ろのマンホールがガタガタとなっているのに気づいた。
「佐天!あぶねぇッ!!」
翔太郎は佐天をその場から突き飛ばした。
佐天がいた場所へ放たれる多量の水。
そして近くの道路にいつの間にか水で「警告」と書かれていた。
「大丈夫か!?佐天!」
「ええ、おかげさまで・・・」
「すでに狙われていたのか・・・」
「やっぱり・・・、噂ではアンジェロのスタンド能力は“水”に関係があるって・・・・・・」
「くそっ!何が警告だッ!!このまま引き下がれるかってんだ!!」
 
翔太郎は鳴海探偵事務所に戻ってきた。
「フィリップ!検索だ。」
「ああ、翔太郎。だが先に言っておきたいことがある。」
「何だ?フィリップ。」
「さっき言っていたスタンドへの対策法だが・・・レベル0の君にはスタンドは見えない。
しかしレベル5の僕には見える。
そこである仮説を立ててみた。
僕たちはWに変身する時、二心同体の状態になる。
だからもしかしたらWに変身すれば君にもスタンドが見えるかもしれない。」
「なるほど。じゃあ地球(ほし)の本棚に入ってくれ。」
フィリップは地球(ほし)の本棚に入った。
「アンジェロの居場所を知りたい。まず最初のキーワードは“学園都市”、次に“水道”だ。」
「水道?」
「ああ、奴はマンホールから攻撃を仕掛けてきた。奴の近くには水に通じるものがあるはずだぜ。」
「それなら君や被害者たちが襲われた周辺の住所も入れてみよう。」
フィリップの前に本が一冊現れた。
「案外、簡単に見つかったね。」
フィリップはホワイトボードに学園都市の下水道のマップをかいた。
「奴はこの位置に潜んでいる。」
フィリップは風都地区と杜王地区、常盤台地区のちょうど境目あたりを指して言った。
「よし、じゃあ行くぜ。」
「待て、翔太郎。君にはスタンドが見えない。奴の目の前で変身するのは危険だ。ここで変身していこう。」
サイクロンッ!
「ああ、わかったぜ相棒。」
ジョーカーァッ!
「変身!」W「変身!」
翔太郎のベルト(ダブルドライバー)にサイクロンとジョーカーのガイアメモリが差し込まれ、フィリップの意識が翔太郎の右半身に移る。
そして翔太郎の体が緑と黒の鎧に包まれ、二人は“仮面ライダーW”に変身した。
Wはバイク(ハードボイルダー)にまたがり、アンジェロのいる場所へ全速力で向かった。
 
下水の地下道で一人の男がブツブツとつぶやいている。
「クソッ!いい気になるなよ、この街のくそどもがッ
てめーらみたいな落ちこぼれは有能な者に従って生きてりゃいいんだよぉッ!!」
「そいつはまったくごめんだな。特にお前みたいな人間以下の野郎に従うのはな。」
男の前に仮面ライダーWが立ちはだかった。
「てめーがアンジェロだな。」
「仮面ライダーか、いい気になってんじゃねーぞ!!」
アンジェロはスタンド アクア・ネックレス(水の首飾り)を出した。
「見えるぜ、フィリップ。奴のスタンドが。」
「やはり僕の仮説は正しかった。これなら奴のスタンドに攻撃することもできる。」
「グダグダいってんじゃあねぇぞッ!!」
Wに迫るアクア・ネックレス
しかしWはそれを左足で蹴り飛ばした。
「がぼおおおッ!!」
アンジェロがのけぞって血を吐いた。
「どうやらスタンドが攻撃されると本体のほうもダメージを受けるようだ。」
フィリップが考察する。
「てめえぇぇぇッ いい気になってんじゃねーーーーーーーーーーッ!!」
アンジェロはガイアメモリを取り出した。
アクアッ!
アンジェロはガイアメモリを首の左側の生体コネクタに差し込んだ。
そしてアンジェロはアクア・ドーパントへと姿を変えた。
「奴のメモリはアクアか。まったく、濁った水みてえな色の気色悪いドーパントだぜ。」
「翔太郎、奴が地上に出る!」
「くくっ おもてへ出ろ、仮面ライダー!」
「追うぜ、フィリップ!」
「ああ。」
Wはマンホールから外に出たアンジェロを追った。

TO BE CONTINUED
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長っ!
by かみやん 2010/02/03(Wed)01:25:09 Edit
もうちょっと区切ったらよかったんじゃない?
おお
by Sgt.LUKE 2010/02/02(Tue)19:08:35 Edit
ひたすらになげぇ・・・
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