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teamBDR
性別:
男性
職業:
高校生
自己紹介:
このブログは退屈な日々を革命すべく集まった6人のブログなんDA。
メンバーの紹介なんDA
[Joker(ジョーカー)]この団を作った人。学園都市の日常・科学サイドを書いてるのはこの人。ボディサイドのガイアメモリをコンプしている。最近、teamBDRが満足同盟となんら変わりない事に気づいたが、狙ってなどいなかった。いや、ホンとにマジで。まあそんな事はどーでもいいから、満足しようぜ!!

[ナレ神(シン)] 貴重な「純粋なツッコミ役」。LUKEとは実況・解説コンビである。最近、兄のオタクライフを書いた記事が大ヒットした。

[ガチャピン]旧かみやん。最近はこっちの名を名乗るほうが多い。通称、魯迅(ろじん)。又は、北大路魯山人(きたおおじろさんじん)。もうなんか『お姉ちゃん』しか言わないかわいそうな人。teamBDRの中でもトップクラスにアレな人なんDA。 

[S(サジタリウス)] 変態である。クラスの女子、挙句の果てには学校の先生にまで変態と言われてしまったぞ!この変態軍人めが!!

[Sgt.LUKE(サージェント.ルーク)] おそらくこの団最強の男。その脳内は無限のユーモアにあふれている。もしかしたらアンサイクロペディアを超えているかもしれない。ちなみに食玩のサイクロンメモリを持っている。

[XILE(ザイル)] 割と普通人。EXILEのファン。この団に入ってからまわりに毒されてきた。被害者。だが本人は楽しそうである。
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 2話「空条承太郎学園都市に来る」

作者 Joker

僕の名前は広瀬 康一(ひろせ こういち) 15歳 レベル0の無能力者
今年もはや3ヶ月が過ぎた。
僕にとっては受験の合格と、新しい学校への期待と不安で頭がいっぱいの3ヶ月だった。
・・・・・・この学園都市の奇妙な人々に出会うまでは・・・
9898c890.jpg

それは常盤台と風都、杜王の3つの地区の境目にある公園の近くを歩いていたときだった。
「そこの君、ひとつ尋ねたいんだが・・・この街で「東方」という姓の家を知らないか?
この家をたずねてこの街に来た・・・・・・」
僕に話しかけてきたのは身長190センチ以上はある、20代後半ぐらいの男だった。
「“東方”・・・・・・?え~・・・ちょっと知りません・・・
杜王地区だけでも人口が5万3千人もいますから・・・」
「なるほど・・・ならば住所ではどうかな?“定禅寺1の6”」
男が取り出したメモ帳には空条 承太郎(くうじょう じょうたろう)と名前が書いてあった。
「ああ・・・その住所なら・・・定禅寺ならあそこから3番のバスに乗れば行けます。
この時間タクシーはあんまり来ませんよ。」
「そうか・・・すまなかったな・・・・・・」
そのとき公園から怒鳴り声が聞こえた。
見てみると数人の不良が一人の男子高校生を囲んでいた。
「おい1年坊!誰の許可もらってそんなカッコウしとるの?」
絡まれている少年は身長185センチぐらいで、とても派手な格好をしていた。
そして何より特徴的なのが髪型がリーゼントだということだ。
「うちに来たらわしらにアイサツがいるんじゃあッ!」
不良は公園の池にいた亀をつかむと少年の方に近づけた。
「ちょ・・・・・・ちょっと ハ虫類ってやつはニガテで こ・・・怖いです~~~~~~」
「ウダラ 何 ニヤついてんがァーーーーーーーーッ」
パアン!!
少年は不良に頬をビンタされた。
「ごめんなさい。知りませんでした、先輩!」
「知りませんでしたといって最後に見かけたのが病院だったってヤツぁ何人もいるぜ・・・
・・・・・・・・・てめーもこの亀のように・・・してやろうかッ コラーーーーッ」
ドギャッ!
不良は亀を近くの柱にたたきつけた。亀は甲羅が割れヒクヒクとしている。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
少年は黙ってそれを見ている。
「ケッ! とりあえずてめーの財布を渡してもらおうか。そのガクランとボンタンも脱いでおきな。」
少年は不良たちに財布を渡し、服を脱いでその場に置いた。
「ほう、なかなか素直やないけぇ・・・これからも心がけよくせーよー
・・・・・・おい、何じゃこれは?」
不良は千円札を一枚ピラピラさせて、
「いまどきの高校生の財布の中身がまさか千円札一枚だけなわけねーよなー・・・」
「チッ! ダメだなこいつぁ、こいつが脱いだ服を見てみたがほかに金は見あたんねーよ。」
「はい・・・いまあんまり金回りよくなくて・・・」
「まったくこの腰抜けがッ!今度会ったときはこの10倍は用意しとけよ!!」
「はい!すみませんでした!」
少年は不良たちに向かって頭を下げた。
「自業自得ってヤツだ。目つけられるのがいやならあんなカッコウするなってことだ・・・
逆にムカつくのは亀をあんな風にされて怒らねえあいつの方だ。」
承太郎は言った。
「ん?こいつの財布、他に何か入ってるぞ。・・・・・・ちッ ただの学生証だったぜ。
なになに・・・名前“東方 仗助(ひがしかた じょうすけ)”・・・」
ピクリ
「なにィ・・・東方 仗助・・・・・・!」
承太郎が反応する。
「ップふふふ・・・ 見ろよ、お前ら。こいつ無能力者だぜーーー ダッセェーーー!」
不良たちが仗助の学生証を見て笑っている。
「まったく・・・俺たちでさえレベル3の能力者なのに・・・ホンとお前ダセえよ!」
「なあ、もうこんなやつ相手にしててもつまらんぜ。
それよりあそこの自販機の前の女子中学生・・・あれよくね?」
「おお、そうだなあ・・・だがちょっと待て。
このダセえリーゼントに俺のレベル3を一発くらわしときてぇからよぉ!」
プッツーーーン
「おい・・・先輩、あんた・・・いま俺のこの頭のことなんつった!」
「え?」
仗助の背後から猛スピードで出現する無数のこぶし。
バヂーーン!!
「ホゲェーーーーーーッ 鼻がッ!ハガがッ!」
「うわーーーーーーーッ」
不良は顔を思いっきり殴られたように吹っ飛んだ。
「なにッ!“スタンド”!」
承太郎には見えていた。仗助の背後から出現したこぶしがラッシュで不良の顔面を殴った一瞬が。
「俺の頭にケチつけてムカつかせたヤツぁ何モンだろうとゆるさねえ!」
グシイアッ!
仗助は先ほど殴られて倒れこんでいる不良の頭を踏みつけた。
「ひえええええええ」
他の不良たちはどこかへ逃げていった。
(こいつ・・・“スタンド”を見せた・・・今、たしかに・・・背後から何らかのスタンドが見えた!)
承太郎は目の前で起こった意外な出来事にただただ驚いていた。
しかしこの後承太郎はさらに驚くことになる。
「あっ!」
康一は叫んだ。
仗助が先ほどたたきつけられた亀を拾ったのだが、その亀の痛々しかった傷が治っていたのだ。
「やれやれこいつが・・・こいつが俺の探していた・・・じじいの身内だとは!・・・・・・」
 
仗助は倒れている不良から財布を取り返すと、脱いだ服を着始めた。
そのとき、
「ジャッジメントですの!ここで不良たちが争っていると言う通報を受けましたが・・・
どうやらすでに終わったようですわね。」
彼女の名は白井 黒子(しらい くろこ) この街の風紀委員(ジャッジメント)である。
「ああ・・・俺が被害者で、倒れてんのが加害者っす。他にも何人かいたがそいつらは逃げた。」
「本当ですの?」
「うそだと思うなら周りの人に聞いてみてくれよ。」
「ふ~ん・・・・・・ん?あそこにいるのは・・・お姉さま!!」
黒子がお姉さまと呼んだのは自販機の前にいた少女、御坂 美琴(みさか みこと)だった。
「ん?ああ、黒子じゃない。
え?不良同士の乱闘?ああ、さっきここでやってたやつ?
たしかにこの人が被害者っぽかったけど。」
「そうですの・・・というわけで、たしかにあなたは被害者だったということが証明されましたの。」
「そうか、それはよかったっす。」
「しかし・・・あなたのその格好・・・それではまた不良たちに狙われるんですのよ。
明日からはその奇抜な服装も髪形も直してきてくださいまし。」
プッツーーーン
「あんた、俺の髪型をどうしろと こら!」
ゴオオオオオフ!
「うッ!」
仗助は黒子の腹部をスタンドで思いっきり殴った。
「黒子ッ!?」
御坂は仗助の背後から一瞬出現したこぶしが見えていた。
それは黒子も同じであった。
しかし二人ともその正体についてはこのときまだ知らなかった。
「この自慢の頭をけなされるとムカッ腹が立つぜ!
なぜ頭にくるか自分でもわからねえ!
きっと頭にくるってことには理由がねえーんだろーなッ!本能ってやつなんだろーなッ!」
ドン!
仗助は自分のスタンドを完全に出現させた。
「どららああ~~~~~っ!」
仗助の二撃目が黒子を襲おうとしたその時、
「やれやれ・・・こいつがこの仗助のスタンドかッ!」
承太郎は自分のスタンド スタープラチナ(星の白金)を出現させ、仗助の二撃目を防いだ。
「ぬう~~~~~っ 誰っすか?あんたは!」
「俺の名前は空条 承太郎。お前を探しにこの街へやってきた。
だが、今問題なのはそんなことじゃねえッ!オラアッ!!」
スタープラチナは仗助のスタンドを殴り飛ばした。
「てめーは今、何の悪気もない・・・何も知らない・・・ましてや女を!
スタンドで思いっきりぶん殴った!!
ムカッ腹が立つだと?理由がない?本能?ふざけるんじゃあねえッ!
てめーが今やったことは吐き気も催す最低の行為だぜ!!」
仗助は承太郎の説教を受けてとても物悲しげな顔になった。
「大丈夫ッ!?黒子!!
・・・・・・大変・・・肋骨が何本も折れて肺に突き刺さってる・・・
内臓もいくつかつぶれてるみたい・・・・・・早く救急車を!!」
御坂が叫んでいる。
承太郎が近寄る。
「どれ・・・みせてみろ。・・・・・・これは・・・! ・・・もう手遅れかもしれん。」
「そんな!」
その時仗助が、
「俺に任せてくださいっす・・・元はといえば俺が負わせた傷だ。
責任は取る。それに俺の能力なら治せる。」
仗助が黒子の腹部に手を当てた。するとみるみるうちに黒子の傷は治っていった。
「あ!同じだ!さっきの亀の時と・・・まったく同じように傷が治っていく・・・!」
康一は目を見開いている。
「これが、仗助のスタンド能力・・・“ものをなおす能力”か・・・・・・」
そして承太郎はこのスタンドを“クレイジー・ダイヤモンド(狂った金剛石)”と名づけた。
 
「ッん・・・うん、あれ?私はいったい!?」
黒子が目を覚ました。
「黒子!よかった、無事で・・・」
「はっ!お姉さまが黒子のことを心配してくださっていたんですの!?
ああ!白井 黒子、いま幸せの絶頂ですの!!」
「あの・・・白井さん・・・」
「へ?何ですの?」
「え~と、さっきはすまなかったっす・・・つい怒りに任せて・・・
何の悪気もねえあんたを殴っちまった。本当にすまねえ。」
「あ~、それなら別にいいんですの。
あなたが責任を持ってこの傷を治してくださったんでしょう?それならプラマイゼロでチャラですの。」
仗助に黒子が微笑みかけた。
「よかったな・・・仗助。ところで俺がお前を探しにこの街に来た理由なんだがな・・・」
承太郎が語り始めようとしたその時だった。
「待てッ!アンジェロッ!!」
見ると、濁った水のような色をした怪物とそれを追いかける緑と黒の戦士が公園の中に入ってきた。
 
TO BE CONTINUED
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やっぱり
by かみやん 2010/02/06(Sat)15:32:36 Edit
今回も長っ!
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