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メンバー自己紹介
HN:
teamBDR
性別:
男性
職業:
高校生
自己紹介:
このブログは退屈な日々を革命すべく集まった6人のブログなんDA。
メンバーの紹介なんDA
[Joker(ジョーカー)]この団を作った人。学園都市の日常・科学サイドを書いてるのはこの人。ボディサイドのガイアメモリをコンプしている。最近、teamBDRが満足同盟となんら変わりない事に気づいたが、狙ってなどいなかった。いや、ホンとにマジで。まあそんな事はどーでもいいから、満足しようぜ!!
[ナレ神(シン)] 貴重な「純粋なツッコミ役」。LUKEとは実況・解説コンビである。最近、兄のオタクライフを書いた記事が大ヒットした。
[ガチャピン]旧かみやん。最近はこっちの名を名乗るほうが多い。通称、魯迅(ろじん)。又は、北大路魯山人(きたおおじろさんじん)。もうなんか『お姉ちゃん』しか言わないかわいそうな人。teamBDRの中でもトップクラスにアレな人なんDA。
[S(サジタリウス)] 変態である。クラスの女子、挙句の果てには学校の先生にまで変態と言われてしまったぞ!この変態軍人めが!!
[Sgt.LUKE(サージェント.ルーク)] おそらくこの団最強の男。その脳内は無限のユーモアにあふれている。もしかしたらアンサイクロペディアを超えているかもしれない。ちなみに食玩のサイクロンメモリを持っている。
[XILE(ザイル)] 割と普通人。EXILEのファン。この団に入ってからまわりに毒されてきた。被害者。だが本人は楽しそうである。
メンバーの紹介なんDA
[Joker(ジョーカー)]この団を作った人。学園都市の日常・科学サイドを書いてるのはこの人。ボディサイドのガイアメモリをコンプしている。最近、teamBDRが満足同盟となんら変わりない事に気づいたが、狙ってなどいなかった。いや、ホンとにマジで。まあそんな事はどーでもいいから、満足しようぜ!!
[ナレ神(シン)] 貴重な「純粋なツッコミ役」。LUKEとは実況・解説コンビである。最近、兄のオタクライフを書いた記事が大ヒットした。
[ガチャピン]旧かみやん。最近はこっちの名を名乗るほうが多い。通称、魯迅(ろじん)。又は、北大路魯山人(きたおおじろさんじん)。もうなんか『お姉ちゃん』しか言わないかわいそうな人。teamBDRの中でもトップクラスにアレな人なんDA。
[S(サジタリウス)] 変態である。クラスの女子、挙句の果てには学校の先生にまで変態と言われてしまったぞ!この変態軍人めが!!
[Sgt.LUKE(サージェント.ルーク)] おそらくこの団最強の男。その脳内は無限のユーモアにあふれている。もしかしたらアンサイクロペディアを超えているかもしれない。ちなみに食玩のサイクロンメモリを持っている。
[XILE(ザイル)] 割と普通人。EXILEのファン。この団に入ってからまわりに毒されてきた。被害者。だが本人は楽しそうである。
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第4話「Mは手を出すな/兄貴と矢と敵の名前」
作者 Joker
「ところでよー初春、ジャッジメントって給料制らしいけどよーいったい月にいくらぐらいもらってんだ?」
特にやることもなくただ回転いすを左右に揺らしながら知恵の輪をやっていた翔太郎は、遊びに来ていた佐天と初春の内、風都地区のジャッジメントで情報部隊をやっている初春にふと気になったので質問をしてみた。
「え? お給料ですか? 大体月15万円ですかねー。私の場合、他の支部に呼ばれることもあるのでその謝礼金も含めるともっと増えますけどね。コンピュータの腕には自信があるんで」
初春がちょっと得意そうにそう答えると翔太郎はため息をついて、
「いいよなー、こっちはフィリップと2人で月10万あるかないかだぜ」
と愚痴るようにつぶやいた。それを聞いた初春は驚いた様子で、
「え!? 1人あたり5万円って・・・大丈夫なんですか?」
と言うと隣にいた佐天が、
「まあ翔太郎さん探偵ですからねー。月に来る依頼も3件あったらいいほうって前に言ってましたよね?」
と確認を取りながら言った。翔太郎はやってられるかという感じで知恵の輪を机の上に放り出すと投げやりな大声で、
「あーーー俺もジャッジメントになっときゃよかったなー」
と自分の青春時代を振り返って軽く後悔した。16歳の頃、翔太郎はデュエルモンスターズという世界中で流行しているカードゲームをやっていた(そのプレイヤーはデュエリストと呼ばれる)。翔太郎は中学卒業後の進路をデュエルモンスターズの専門学校であるデュエリストアカデミア・ノース校に定めていたが、受験当日に地元の不良たちにけんかで絡まれたせいで遅刻。そのせいで失格した翔太郎は一時故郷の風都を捨て当時貧困街であったサテライト地区(現・ネオ童実野地区)へ渡り、そこで知り合った鬼柳、遊星(ゆうせい)、クロウ、ジャックとともに満足同盟(チーム・サティスファクション)を結成。学園都市のごみ処理機能を担っていたサテライト地区にまさしくゴミクズのように転がっていたならず者のデュエリストたちをすべて倒し、自分たちがこの街で最強のデュエリストであることを証明しようとしたのだ。結果、チーム・サティスファクションの名は学園都市すべてのデュエリストたちの間に広がったが、今考えると少し寒気がする。確かにあの時は最高にハッピーな気分だったし、今でもサティスファクションの仲間たちとは仲良くやっている。だがたまに自分の青春に他の選択肢はなかったのか? そう考えてしまうのだ。
コンコン
ノックの音だ。誰かがドアを叩いている。依頼だろうか? 翔太郎の頭の中から先ほどまでの雑念は消え、ただドアに向かい客を迎えるという方向に思考が働いた。
「はいはい、どちら様で?」
翔太郎はドアを開ける。目の前にノックをしたと思われる男が立っている。自分より少し年上くらいのスーツ姿の若い男だ。一流企業に勤めるエリート社員といった感じの雰囲気だ。だが重要なのはそんなことではない。翔太郎は彼の第一声に驚く。
「待っていましたよ、この時を・・・仮面ライダーダブル、左翔太郎」
目の前の男は不気味なほどさわやかな笑顔でそう言ったのだ。
「お前・・・なぜそのことを!?」
翔太郎とフィリップは極力自分たちが仮面ライダーであることをばらさないように努めている。自分たちの正体を知っている人間となるとそれは信頼の置ける味方か自分たちを付け狙う敵だ。味方なら嬉しいが敵なら最悪だ。自分たちの寝どころもばれているということになる。そしておそらくこの男は敵である可能性の方が高い。翔太郎の直感がそう告げていた。
「なぜ僕が仮面ライダーの正体を知っているか? そんなことを知ったところで何にもならないだろう? 君が知りたいことはもっと深いものだろうからね・・・・・・表に出ようか」
翔太郎は佐天と初春に留守を頼むと迷わずに外に出て行った。
―虹村邸
「康一・・・お前、なんともないのかよ・・・?」
京兆の持つ謎の矢によって刺されたはずの康一を心配して仗助が問いかける。
「なんともないのかよって・・・逆にこっちが聞きたいよ・・・・・・ねえいったい僕の身に何が起こったのさ・・・!?」
康一の顔には多量の冷たい汗が流れていた。疑念、恐怖、戦慄・・・この場にいるすべての者がそのような感情を抱いていた。ある1人だけを除いて。
「ハハハッ!! ハハハハハッ!! めでたいッ めでたいぞ!! 実にィーーーッ!!」
さっきからただ1人げらげらと笑い続けている億泰の兄、京兆を除いて。
「おいあんた! めでたいのはあんたの頭ん中だけだぜ!! 康一に何しやがった!?」
仗助は京兆に詰め寄る。黒子、億泰、康一も京兆に注目する。
「兄貴・・・その矢は・・・」
億泰は京兆の持つ矢に見覚えがあった。京兆はフッと笑うと、
「そうだ億泰。これは俺たち兄弟をスタンドに目覚めさせた・・・あの“スタンドの矢”だッ!!」
「スタンドの・・・矢!?」
仗助はどういうことだ? と考える。前に承太郎に聞いた話だが、スタンドとは一種の生まれつきの才能のようなもので、その才能がある者にはいつか絶対にスタンドが発現するし、ない者は絶対にスタンド使いになるということはないらしい。だが京兆は『この矢が自分たちにスタンドを発現させた』と言った。その意味とはいったい!? 京兆は高揚した様子で、
「では少し昔話をしよう。今から4年前、俺たちの親父が死んだ。母親は億泰を生んだすぐ後に死んでいて、俺たちは孤児となった。幸い親父が生前取り組んでいた事業がそれなりに成功していてくれたおかげで生きていく金には困らないかと思われたが、性根の腐った親戚の連中がまるで蟻のように遺産を奪っていったせいで、俺と億泰に残されたのは住み慣れた家と家具だけだった。俺たちは住み慣れた家と家具のいくつかを売り払い、長屋の一室と3年間食っていけるだけの金を手に入れた。だが1年前、ついに貯金は尽き億泰は働かなければならなくなった。そんなある日のこと、何か売れる物がないか探していた俺はたんすの奥からこの矢を見つけた。億泰にこの矢に見覚えがないか確認をとろうと億泰に矢を差し出したとき、学業とアルバイトの両立で疲れきっていた億泰は誤って矢で手の平を切ってしまった。俺は慌てて治療をしようとしたが、何故か切ったはずの場所に傷がない。血も流れていない。だが本当に驚いたのはその直後から億泰が謎の能力に目覚めたことだ。試しに俺も矢で手のひらを切ってみると、傷はたちまちふさがり俺にも能力が身についた。俺は気づいた。この矢には想像を絶する未知の力が宿っていることを」
京兆はここからは億泰も知らない自分が秘密裏に調べ上げたことだと前置きして、
「俺はまず矢の出自から調べた。この矢は昔、親父がエジプト旅行をしたときに偶然手に入れたものだ。調べたところこの矢は古代エジプトで神官が人の魂に眠る化け物(カー)を呼び出すための道具だったそうだ。千年アイテムというファラオを祭るための道具の候補にもなっていたらしい。そして俺は独自に実験を行い、この矢が人にスタンド能力を手に入れるチャンスを与えるものだということがわかった」
「チャンス・・・だと?」
仗助は眉間にしわを寄せる。
「そうだ。スタンド能力は強力な精神力が作り出すパワーあるビジョン。矢に傷つけられたものがスタンド能力に目覚められるだけの精神力の持ち主なら生き残りスタンド能力を得る。そうでないなら・・・」
京兆は一拍おいて、そして突きつけるように、
「どんな軽症であってもスタンドのエネルギーに耐え切れず死ぬ。私の実験では目覚めなかった者は目や鼻、口から多量の炎を嘔吐して死んでいく者が多かった」
その時仗助はハッとして、
「康一! まさかお前スタンド使いに・・・」
「じょ・・・仗助君。そのスタンドっていうのはもしかして・・・もしかして・・・! もしかしてこいつのことかなあ~~~ッ!!」
突然康一の背後から体長1メートルくらいの爬虫類のトカゲのようなスタンドが姿を現した。
「グ・・・グレート・・・まさしくそいつだぜぇ・・・・・・まさかお前がスタンド使いになるとは・・・」
康一が戸惑い、仗助が驚嘆していると、突然億泰が、
「兄貴ッ!! 何でこんなことを!! 下手したら康一は死んでいたんだぜ!? それに実験って・・・兄貴、あんたは人殺しなのかよ!?」
と叫びだした。京兆は億泰を嘲笑するように、
「億泰ゥ~、俺は気がついたんだよ。この力があれば世界をこの手に治めることも夢ではないってなあ~~~! そのための第一歩として俺はこの学園都市を手に入れることにした。現代科学の最先端技術が詰まったこの街をなあ!! だが俺のスタンド、バッド・カンパニーでこの街を調べている中1つだけヒジョオーーーッに面倒な問題が発覚した」
直前まで高かった京兆のテンションが少し下がり、
「この街を裏で操っている者たちがいることが発覚したのだ。その名は“ミュージアム”」
「ミュージ・・・アム・・・!?」
「やつらはこの街でガイアメモリを売りさばき、この街の頂点に立とうとしている。俺にはどうにもそれが気に入らなかったし、俺の野望にとっては積極的に邪魔になる敵だ。だから俺は打倒ミュージアムのためスタンド使いの仲間を増やすことにした」
京兆はナイフを取り出し、ケーキを切って仗助たちに配り始めた。
「君たちはこれから俺の仲間になるんだ。学園都市制覇のあかつきには君たちにもいくつかの権限を授けよう。さあ、歓迎のケーキだ。食えよ」
京兆は仗助たちから良い返事が返ってくることを弾むような気持ちで待った。だが、
「・・・あんた、片桐安十郎って知ってるっすか・・・?」
京兆とは対照的に、まるで大切な人間のお通夜に参加したようなテンションで仗助は1つ問いかけてきた。京兆は不意を突かれたような顔をして、直後思い出したように、
「あ~あ、あの死刑囚か。知っているぞ。確かあの男も俺の実験台になった内の1人だった。残念ながら仲間にはなってくれなかったが、おかげで貴重なデータが取れた。いやあ、有意義な実験だった」
それを聞いて仗助の拳が音を立てて強く握り締められた。
「俺のじいちゃんは・・・こんな奴のくだらない野望のせいで・・・!!」
仗助は持っていたケーキの皿を床に叩き落とし、瞬間その場のすべての者が仗助に注目した。
「吐き気を催す“悪”ってえのは! 自分の都合だけで何の関係もない他人を利用することっすよ・・・俺はあんたを許せねえッ!!」
仗助はクレイジー・ダイヤモンドを出現させ戦闘体勢に入った。
「・・・交渉決裂か。目の前に転がった宝に何の価値も見出せないとは・・・億泰、お前もそんな愚か者の1人なのか?」
億泰も自分のスタンドを出して京兆に対して構えていた。
「兄貴、あんたのやったことは仗助も言ったとおり紛れもない“悪”だ・・・そして俺はあんたの弟として、あんたの間違いを正さなければならねえと思う」
「私も、ジャッジメントとして犯罪者を野放しにしておくことはできませんわ」
黒子も前に出る。康一は仗助の背後に隠れに行った。こうして全員が京兆の意思には従わないという選択を採ったということになった。
「どうしてこうも愚か者ばかりなのか・・・よかろう。では力で屈服させるまでッ 来い!!」
京兆は懐から謎のリモコンを取り出し1つのボタンを押した。すると京兆が立っていた周囲の床だけが持ち上がり、天井が開いてまるでエスカレーターのように京兆は上に上がっていった。
「フハハハ! 私が家にいる間、必死になって改造を施した結果だ!!3階で待っているぞ!!」
天井が閉まり京兆の姿は見えなくなった。
「兄貴・・・こんなすげー技術を持っているなら、まじめに働いてほしかったぜ」
億泰は哀しそうにそう言った。仗助は背後の康一に振り返って、
「康一、お前はここで待ってろ。京兆は俺たちが何とかする」
「うん・・・帰ってきたら色々説明してね!?」
仗助は承諾すると、億泰と黒子とともに部屋を飛び出し階段を駆け上がり始めた。
「億泰! あいつの能力は!?」
仗助は階段を駆け上がりながら聞いた。
「兄貴のスタンド、バッド・カンパニーは軍隊みてーなスタンドだ。大量の小さな兵士が兄貴の指揮で動く遠隔操作型だ。詳しいことは俺もよく見たことねーからわからねえが、大量にいる都合上2、3体倒した程度じゃあダメージにならねえ。本体の兄貴を直接叩くのが一番いい!」
「でも・・・敵は何らかの策を打ってくるはず。うまく行くとは限りませんわ」
黒子がそう付け加えている内に、仗助たちは3階の京兆がいる部屋の前にたどり着いた。
「・・・行くっすよ」
全員がうなずくと仗助は勢いよく扉を蹴り開けた。
「こ・・・これは!?」
同じ頃、翔太郎は男に連れられてハードボイルダー(翔太郎のバイク。翔太郎が命名)を押しながら歩いていた。どこへ行くんだと聞くと、
「1度でいいから君の変身するところを」
と返され、どうしてお前がと聞くと、
「戦ってみたいんですよ。仮面ライダーダブルと」
と返された。どうやら質問に答える気はないらしい。そうしている内に探偵所近くの立体駐車場3階に着いた。
「さあ、仮面ライダーに変身して見せてください」
「その前にお前・・・まだ名乗ってもいねーだろーが。何者だよお前・・・」
翔太郎が訝しげにそう聞くと、
「僕の名前は霧彦。ミュージアムの者です」
「ミュージアム・・・?」
「ご存知ありませんでしたか? この街でガイアメモリの流通をさせてもらっている組織。つまりはあなたの敵だ」
「何だと・・・!?」
ミュージアム、それが敵の名前。そしてこの男はその組織の一員。翔太郎は戦うべきだと思いダブルドライバーを取り出す。
「待ってくれ。その前に聞きたいことがあった」
霧彦はそう言って翔太郎を制止すると、
「君の相棒、フィリップについてだ」
と言ってきた。嫁には詮索するなと言われたがやはり好奇心は抑えられない。人間というのは触るなと言われたものには触りたくなる生き物なのだ。
「俺の相棒のフィリップについて・・・?」
「そうだ。僕は君の過去についてすべて調べ上げたが、彼の出自については調べられなかった。君なら何か知っているんじゃあないのかな?」
霧彦は好奇心を前回にして答えを待ったが、
「何言ってんだ!? むしろ聞きたいのはこっちだぜ。フィリップを捕らえてたのはお前たちだろう?」
翔太郎は霧彦の予想と食い違う発言をした。
「何だって? ミュージアムが彼を捕らえていた!?」
そんな事実を霧彦は知らない。何なのだそれは?
「フィリップは自分の能力“地球(ほし)の本棚”をガイアメモリを作るための部品として利用されていたんだ。過去の記憶や自分の本当の名前まで消されて・・・フィリップってのはおやっさん・・・俺の師匠が愛読してた探偵小説の登場人物からつけた愛称(ニックネーム)だ。そして俺とおやっさんはそんなあいつを助けるためにお前たちの実験施設に出向いて・・・おやっさんの命と引き換えにあいつを救出したんだ!!」
まったく知らない新情報だった。霧彦は元々ミュージアムの中ではセールスマンという最も低い地位にいた。翔太郎が言っているのは1年前のミュージアム実験施設襲撃事件のことだろうが、その頃の霧彦に今の地位はなかった。知らなくて当然のことなのか。それともその事実を組織が隠しているのか。
「まあいい、どちらでも。ミュージアムほどの組織であればこのぐらいのことは当然・・・さあ戦おうか」
霧彦はミュージアムの中でも上位メンバーにのみ与えられるガイアドライバーと呼ばれるベルトを取り出した。普通直に使えばガイアメモリは人間の理性を破壊する毒のようなものを使用者に流し込むのだが、このガイアドライバーを装着することによってその毒は完全にシャットアウトされるのだ。
さらに霧彦はこれもまた上位メンバーにのみ渡される黄金の上位メモリを取り出した。
―ナスカ!―
霧彦はガイアドライバーを装着し、メモリをそれに挿し込んだ。そして青い超人、ナスカ・ドーパントとなった霧彦は高速移動で翔太郎に接近し強烈な拳による一撃を腹部に放った。
「ぐおぉッ!」
翔太郎は苦痛に顔を歪める間もなく後ろの柱に叩きつけられた。爆音がして柱にはクレーターができ粉塵が舞っている。
「しまった。挨拶にしてはやりすぎたか・・・」
ナスカはどうしたものかと考えたが、次の瞬間それは杞憂に終わった。粉塵の中から無傷の翔太郎が腹をなでながら立ち上がってきたのだ。
「おい! いきなり攻撃してくるなんて卑怯じゃねーか!」
翔太郎はまったく大丈夫そうな様子で抗議してきた。
「それにしてもこういうときサティスファクションやってて良かったって思えるぜ。やたらハードなことばっかりやってたからな」
翔太郎はチーム・サティスファクション時代も案外後悔すべき過去でもないなと思った。
「なるほど。さすがは伝説のサティスファクションだ」
ナスカも納得した。翔太郎はダブルドライバーを装着してジョーカーメモリを差し込んだ。それと同時に探偵事務所で初春たちと茶を飲んでいたフィリップの腰にダブルドライバーが現れ装着された。
「フィリップ、変身だ」
翔太郎とフィリップの意思が共有される。
『ああ』
フィリップはサイクロンメモリを自分のダブルドライバーに挿入し、翔太郎のダブルドライバーに転送する。
『変身!』W「変身!」
翔太郎がジョーカーとサイクロンのメモリが挿されたダブルドライバーを左右に開くとフィリップの意思が翔太郎の体へと移り、翔太郎の体は右半身を緑、左半身を黒に彩られた鎧に包まれた。そして2人はこの街の守護神、仮面ライダーダブルに変身した。
「行くぜ!」
ダブルはナスカに殴りかかる。
シュンッ
だが目の前にいたナスカは突然消えてしまった。いったいどこに行ったというのか。
「こっちですよ」
背後から声がした瞬間、ダブルは前方に吹き飛ばされた。柱へと突っ込みダブルは埋まった。
「ぐはぁッ!!」
『こいつ・・・速い!!』
ダブルは地面に崩れ落ちる。
ナスカは余裕の様子でダブルを正面から見下ろしている。
「そうだ、1つ伝えておくことがあるんだった。現在杜王地区の虹村億泰という者の家で東方仗助が戦闘をしている。助けに行きたいんだったら早く僕を倒すことだね」
「何・・・? 仗助が!?」
何故こいつがそんなことを言ってくるのか。そんなことはわからなかったがそうとわかれば助けに行くしかない。
「フィリップ、急ぐぞ」
『ああ、当然だ。こいつを倒し次第、その虹村とかいう人の家の住所を検索しよう』
「そうだね。勝てたらね!!」
ナスカは剣を取り出し、振るって青い光弾を飛ばしてきた。ダブルは地面を転がりそれをかわす。
「すばやく動き回る敵には・・・!」
『ルナトリガーで行こう!』
ダブルはサイクロンとジョーカーのメモリを黄のルナと青のトリガーに入れ替えた。
―ルナァ! トリガー!―
ダブルは右が黄、左が青のルナトリガーとなり、トリガーの力によって現れた銃、トリガーマグナムを右手で握る。そして高速で6発のエネルギーの弾丸を撃った。
「フッ そんな弾丸、ナスカの力なら簡単に・・・」
ナスカは高速移動で避けようとした。そして弾丸の起動から完全にずれた場所に移動した。だが、
グイイイイイイン
6発の弾丸はそれぞれ軌道を変え、ナスカを追尾して全弾命中した。
「何ッ!? うおおお!!」
ナスカは予想外の結果に驚きひるむ。
『今だ!!』
ダブルはトリガーのメモリを抜き、トリガーマグナムに差し込んだ。
―トリガー! マキシマムドライブ!―
『「トリガーフルバースト!!』」
ダブルが引き金を引くと黄色い弾丸が高速でナスカに向けて発射された。弾丸はすべて追尾弾。逃げることはできない。そしてそのすべてがナスカに命中した。
ドガアアアアアアアアンッ
目の前を爆発の粉塵と炎が多い尽くす。
「やったか!?」
『いや・・・これは』
すべてが収まった後、そこに霧彦の姿はなかった。
『弾丸の追尾を上回る速度で逃げたか・・・』
「まあいい! それよりも仗助を助けに行くぞ。俺はとりあえずハードボイルダーで杜王地区へ向かうからお前は住所を検索してくれ」
翔太郎は変身を解除すると3階の端から飛び降り、そのまま真下のハードボイルダーに飛び乗って杜王地区へと走らせた。
「こ・・・これは!?」
仗助たちは唖然とした。扉を開けてそこにいたのはなんと自分たちの姿だったのだ。
「これは・・・鏡か! 鏡をまるで遊園地のミラーハウスみてーに並べてあるんだ!!」
仗助は鏡に映る自分たちの姿をなでながらそう言う。
「兄貴のスタンドは軍隊・・・きっと視覚的に俺たちを混乱させて迎え撃つつもりだぜ」
「おい黒子! お前のテレポートで何とかできねーのかよ!?」
仗助は叫ぶように問うが、
「無理ですわ・・・テレポートというのは、いわばボールをバスケットゴールに向かって正確に投げるようなもの。相手の正確な位置がわからなければうまく命中しませんわ・・・」
黒子は悔しげにそう答えた。鏡を壊して進むにしても鏡自体に罠があるのならお仕舞いだ。このままでは京兆の罠が待つであろうこの鏡の迷路を素直に進むしかない。
「いや、あるぜ。選択肢はもう1つ」
億泰が自信ありげに前に出る。
「俺のザ・ハンドならな」
億泰は自分のスタンド、ザ・ハンドを出現させ右手を振り上げた。
「俺のザ・ハンドが! 削って開かせてやるッ!!」
億泰は右手を引っかくように振り下ろした。すると鏡がまるで真ん中だけを引き裂かれたように2つに分かれていた。その直後、2つに分かれていた鏡は引き寄せあうようにくっついた。
「俺のザ・ハンドは“右手で空間を削り取る能力”。削り取られた空間は俺も知らないどこか別の次元へ飛んでゆく。そして切断面はその後くっつく。これなら罠を安全かつ確実に除去できる! これを何回も繰り返せば兄貴にたどり着けるはずだぜ!!」
3人に希望が見えた瞬間、
「まったく億泰よ。お前の浅知恵は相変わらずか」
部屋中に京兆の声が響き渡る。拡声器か何かを使っているらしい。
「兄貴・・・!!」
億泰は歯を食いしばる。捻じ曲がってしまった兄貴の性根は血のつながった自分にしか直すことはできない。そう感じた。
「お前はそうやっていつも子供の領域から抜け出せないのだ。もっとも母親の愛情を知らず、女の愛に飢えてアニメだとかの女のキャラクターにやたらと入れ込んじまうお前には仕方のないことかもしれないがな」
この発言は億泰の怒りの琴線を激しく振動させた。
「何だと・・・!? いつまでも働かずに家に引きこもっている兄貴にだけは言われたくないぜッ!!」
「億泰! 興奮するな! これは挑発だッ」
仗助が忠告するが億泰は聞いていない。その時、億泰は自分の右方向にある鏡に兄の姿が反射で映っているのを見つけた。
「うおおお!! 兄貴ィッ!!」
鏡に映っているだけの像とわかりつつも億泰は鏡に向かって歩いてしまった。
「と・・・止まれ億泰ゥゥゥッ!!」
仗助の忠告は遅かった。
ビーーーーーッ
億泰の足元からブザーのような音が響き渡る。
「え!?」
「我がバッド・カンパニーが埋めた地雷だ。お前をおびき出すことなどたやすい」
ドッゴオオオオオンッ
「うおおおおおおおおおおッ!!」
爆発で億泰の右足が吹っ飛ぶ。
「億泰ッ!!」
「東方仗助。お前は自身の“傷を治す”能力によって億泰に近づかなければならない」
京兆の予想通り、仗助は億泰に駆け寄った。
「これが墓穴を掘るということだッ!! 撃てえッ!!」
突然物陰から大量の小さな兵士が現れて仗助にライフルを向けた。これが京兆のスタンド、バッド・カンパニー。四方八方を囲まれ逃げ場はない。
「グ・・・グレート。俺の能力が触れなければ発動できないことを利用して・・・・・・」
ババババババババババアアアアアアアアンッ
仗助は億泰とともに蜂の巣になった。
「仗助! 億泰!」
黒子が思わず叫ぶ。幸い急所は外れていた。だが今ので足に大きなダメージを負った。クレイジー・ダイヤモンドは他人の傷は直せても自分の傷は治せない。このままでは動けずに次は完全に止めを挿される。
「・・・・・・グレートっすよ。まさか・・・・・・こんなもんまで出てくるとは」
3人は上を見上げる。ちょうどラジコンほどの大きさの戦闘機が3機ほど天井のすぐ下を舞っていた。機体にはミサイルが積まれている。仗助はなるほど、これが軍隊のスタンドかと思った。もはや絶望しかなかった。
「何だ・・・? 今の音」
1階で待っていた康一は地雷のような爆発音を聞いて不安になっていた。
「もしかして仗助君たち・・・かなりピンチなのかも・・・」
康一は振り返って爬虫類のような姿をした自分のスタンドを見る。先ほど自分に芽生えたこのスタンド能力。これでいったい何ができるのかはわからない。だが仗助たちはこの能力で今戦っているようだ。自分もこの能力で戦えるのだろうか? 足手まといにはならないだろうか? 康一にとってそのような質問の答えは1つしかなかった。命がけで戦っている友のために、自分も命がけで戦う。康一は3階まで駆け上がった。扉を開くとそこには血まみれで倒れている仗助と億泰、上を見て立ち尽くしている黒子がいた。
「くッ!!」
黒子は太股に忍ばせた鉄矢を取り出し、超能力エネルギーを込めて戦闘機3機に向かって放った。テレポートで発射された鉄矢は戦闘機を正確に射抜き撃墜した。だが上を見ている間に黒子は地上の兵士たちに取り囲まれていた。
「しまった!!」
「撃てえッ!!」
バッド・カンパニーは一斉に構える。
「やめろオオオオオオオオッ!!」
それを見て康一は叫んだ。その声は世界中に響き渡るかと思えるくらい良く響いた。そして、
バリバリバアアアアアアアアンッ
突然、爆発したかのように部屋のすべてのガラスが粉々に砕け散った。
「な・・・何ィィィ!!」
部屋の奥で拡声器を構えている京兆の姿が露わとなる。
「何だ・・・今のは!?」
呆然と入り口の方向を見つめる京兆。そこに康一を見つけた。
「お前・・・そうか、お前の能力か」
能力の出所は大体わかった。だが肝心の能力の正体がわからない。手がかりが少なすぎるが相手にこれ以上能力を使わせるのもまずい。
「もしかして・・・・・・今のが僕の能力・・・なのか?」
康一は自分のスタンドを見つめる。そうしているとこの能力やその使い道のことがだんだんわかってくる気がした。
「エコーズ・・・これが僕の能力か!!」
康一は自分のスタンドにそう名づけると強く京兆と向き合った。
「面倒な奴だ・・・始末しろッ!! バッド・カンパニー!!」
バッド・カンパニーが康一を取り囲み突撃する。
「撃てぇッ!!」
「エコーズッ!!」
エコーズは緑色の体を赤黒いオーラで包み、力むように体を震わせる。
ゴボゴボゴボゴボゴボォッ
「な・・・何ですの!? 京兆のバッド・カンパニーがまるで沸騰したお湯のように・・・!!」
「こ・・・これは・・・・・・そうか、わかったぞ! 電子レンジは水分子を振動させることによって物を加熱するという。それと同じように、このエコーズは高周波を短いサイクルで連続照射することで対象物を爆破していたのだ!!」
京兆がそう気づいた瞬間、康一に向けて進軍させたバッド・カンパニーが全滅させられ、そのダメージが返ってきた。傷口が沸騰したように爆発し、血液が霧となって噴出する。
「仗助君! 今のうちに億泰君の治療をッ!」
「ああ・・・!!」
仗助は自分の傷を押して億泰に触れた。億泰の傷が見る見るうちに塞がっていく。吹っ飛んだ足も元のようにくっつく。
「くッ・・・このクソガキがァッ!!」
京兆は康一を今すぐにでも始末したかった。だが銃撃をすれば弾丸はすべて粉々に爆砕され、不用意に近づけば自分自身が危ない。まったく対策法が思い浮かばない。その迷いが京兆に隙を生んだ。
「今ですわッ!! 仗助! 億泰!」
黒子が合図を出し仗助と億泰は京兆への最後の攻撃に出る。
「ザ・ハンドッ!!」
億泰は京兆に向かって右手をブンブンと振り回した。そうすることで京兆と億泰の間の空気が削り取られ、京兆は億泰の目の前まで引き寄せられた。
「なッ!?」
驚く京兆を億泰は羽交い絞めにし、黒子に合図を送った。黒子は落ちている鏡の欠片をいくつか手に取る。そしてそれを京兆の左腕と左足の骨の中にテレポートさせた。
「ギャアアアアアアアア!!」
「仗助!!」
仗助は黒子から受け取った鏡の欠片をクレイジー・ダイヤモンドに飛ばさせる。
「戻せッ! クレイジー・ダイヤモンド!!」
京兆の左腕と左足に埋め込まれた鏡の欠片に向かって再結集した鏡は京兆の左腕と左足を切断した。
「うごおおおォッ!!」
「これでもうあんたは動けないっすよ・・・腕と足は後で治してやるからよぉ・・・じっくり反省するっすよ・・・・・・」
仗助は床に横たわり息を荒げながらそう言った。黒子と康一は仗助に寄り添い肩を貸した。早く京兆と決着をつけて治療をしなければならない。血の水溜りにうつ伏せで倒れている京兆に億泰が近づく。
「兄貴・・・」
億泰は切断された京兆の左腕から矢を取り上げた。
「兄貴の負けだ。康一をスタンド使いに目覚めさせたことで・・・兄貴は墓穴を掘ったんだ」
「ぐぬぅ~~~!! 億泰・・・!!」
悔しさと怒りがこもった視線が億泰を焼く。だが億泰は気にも留めずに、
「兄貴・・・あんたは狂わされたんだ。矢のもつ強大な力に・・・! こんな矢・・・・・・無かったら良かったんだッ!!」
億泰が窓の外へ矢を投げ捨てようとした時、窓の外にオレンジ色の羽を広げた人型の何かが見えた。
「あれは・・・!?」
「いただきますよ。スタンドの矢」
それはエネルギーの羽を広げ空中に浮遊したナスカ・ドーパントだった。ナスカはオレンジ色の光を散らせながらこちらに向かって突っ込んでくる。
「ど・・・どうすれば!?」
「億泰!! てめーぼさっとしてんじゃねーーーッ!!」
バッド・カンパニーが矢を持った億泰の腕を撃ち貫く。
「うおおおッ!!」
億泰は痛みで矢を手放した。それを京兆は口でキャッチし、
「億泰・・・馬鹿な兄貴ですまなかったな・・・・・さあ、矢はこっちだぜ」
ナスカは京兆が矢を持ったことを超視力で確認し、一直線に虹村邸の3階を突き抜けた。
「いただきましたよ。この矢はミュージアムの明日の進化のために使わせてもらう」
ナスカは矢を右手に持ち、何処かへと飛び去って行った。
「兄貴・・・!?」
ナスカが突き抜けた後、部屋に京兆の姿は無かった。まさかと思い億泰はナスカが突き抜けた穴から地上を見下ろす。
「兄貴・・・兄貴ィーーーーーッ!!」
億泰は部屋を出て階段を一気に駆け下りる。黒子も康一と協力して仗助を支えながら階段を下りていく。そして億泰を追って黒子たちは外に出た。
「兄貴・・・」
億泰は3階から地面に落ちた京兆の傍で膝をついている。京兆に意識は無い様でぐったりしている。
「黒子、康一・・・俺をあそこまで・・・・・・」
仗助にそう言われ2人も京兆の傍による。仗助はクレイジー・ダイヤモンドを出し京兆に触れる。3階から切断された腕と足が飛んできてくっつき治るというグロテスクな光景の後に京兆の傷は完全に回復した。だが京兆の意識は戻らない。脈も無く、とても冷たい体になっている。
「見たところ・・・頭から落下していますわ。これは即死・・・・・・傷は治せても一度離れてしまった魂までは戻ってきませんわ」
億泰の気持ちを汲みつつ黒子はそう言った。億泰の顔はうつむいていて見えない。だが彼の気持ちはこの場にあふれかえっていた。
「くッ・・・うおおお!! 兄貴ィ!!」
億泰は叫んで家の中に入ると、京兆が作った特大ケーキを手で鷲掴みにして無茶苦茶に食い始めた。
「兄貴ッ!! 兄貴ィッ!!」
億泰はケーキのスポンジを涙で濡らしながら兄の残した最後の真心を自分の中に詰め込んだ。
「間に合わなかったか・・・・・・」
億泰が外に出てきてからの様子を翔太郎は見ていた。仗助も翔太郎の存在に気づき、目を合わせた。この街を汚す者、ミュージアム。今、この街を守る者たちの決意は1つとなった。打倒ミュージアムへと・・・今ここにある平和をこれ以上壊させないために。
次回予告
御坂「さあ、次回はついにこの私の登場よ! メインヒロイン(自称)のこの私をよくもここまで待たせてくれたわねえ。まあいいわ。私の電撃で、ドーパントが来ようがスタンド使いが来ようがぶっ倒してやるわ!!
次回、学園都市の日常・科学サイド『Kの道を往く/最強男と電撃少女』
ちょっと、最強男って誰よ!?」
天道「これで決まりだ」
フィリップ「今日の最強ヒーローは『エコーズ』
広瀬康一が虹村京兆にスタンドの矢で射抜かれたことで発現したスタンドだ。輻射波動(ナイトメア・クリムゾン)という技で特定の物体を振動させ、電子レンジで暖めたゆで卵のように爆発させることができる。射程距離は50メートルとかなり遠くのほうまで動かせるようだ。実に強力なスタンドだ」
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使用BGM
※BGM1『オタオタ探偵』(仮面ライダーWより)
※BGM2『覚醒』(仮面ライダー555より)
※BGM3『恐怖! 精神病院』(チャージマン研!より)
※BGM4『Finger On The Trigger』(仮面ライダーWより)
※BGM5『フォーゼ変身』(仮面ライダーフォーゼより)
※BGM6『Previous Notice』(コードギアス 反逆のルルーシュより)
※BGM7『ボルガ博士死のバラード』(チャージマン研!より)
※BGM2『覚醒』(仮面ライダー555より)
※BGM3『恐怖! 精神病院』(チャージマン研!より)
※BGM4『Finger On The Trigger』(仮面ライダーWより)
※BGM5『フォーゼ変身』(仮面ライダーフォーゼより)
※BGM6『Previous Notice』(コードギアス 反逆のルルーシュより)
※BGM7『ボルガ博士死のバラード』(チャージマン研!より)