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teamBDR
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男性
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高校生
自己紹介:
このブログは退屈な日々を革命すべく集まった6人のブログなんDA。
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[Joker(ジョーカー)]この団を作った人。学園都市の日常・科学サイドを書いてるのはこの人。ボディサイドのガイアメモリをコンプしている。最近、teamBDRが満足同盟となんら変わりない事に気づいたが、狙ってなどいなかった。いや、ホンとにマジで。まあそんな事はどーでもいいから、満足しようぜ!!

[ナレ神(シン)] 貴重な「純粋なツッコミ役」。LUKEとは実況・解説コンビである。最近、兄のオタクライフを書いた記事が大ヒットした。

[ガチャピン]旧かみやん。最近はこっちの名を名乗るほうが多い。通称、魯迅(ろじん)。又は、北大路魯山人(きたおおじろさんじん)。もうなんか『お姉ちゃん』しか言わないかわいそうな人。teamBDRの中でもトップクラスにアレな人なんDA。 

[S(サジタリウス)] 変態である。クラスの女子、挙句の果てには学校の先生にまで変態と言われてしまったぞ!この変態軍人めが!!

[Sgt.LUKE(サージェント.ルーク)] おそらくこの団最強の男。その脳内は無限のユーモアにあふれている。もしかしたらアンサイクロペディアを超えているかもしれない。ちなみに食玩のサイクロンメモリを持っている。

[XILE(ザイル)] 割と普通人。EXILEのファン。この団に入ってからまわりに毒されてきた。被害者。だが本人は楽しそうである。
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第19話「居候、大騒動」
 
作者 Joker 

―学園都市
“街”というよりは“県”に近い大きさのこの街には、
もはやひとつの“国”といっていいほどの独特のルールがあった。
例えば、学園都市では電車が無料で乗れる。
これは学園都市が能力開発を行っているためである。
空間移動能力者(テレポーター)は自身の能力によって駅のホームに無断で侵入し、
誰にも怪しまれずに出て行くことができる。つまり電車のただ乗りし放題なのだ。
これは不公平だということでこの条例が設けられた。
学園都市以外ではありえないことである。
他にも超能力で不公平が起こるのを防ぐためにさまざまな条例が設けられている。
まあ、その分税金を取られたりするのだが・・・
 
そして今制定されようとしている新たな条例によって、
ある1人の男の生活が劇的に変わろうとしていた・・・
 
7月に入ってまだ間もない、ある晴れた日のこと・・・
東京スカイツリーが竣工されたことによって不要になった東京タワー。
学園都市ができて最初の頃、街はそれを買い取ってテレポーターたちに常盤台地区に運ばせ、
街の電波塔として利用するようになった。
その東京タワーのふもとに堂々と建つ7LDK庭付きの一軒家
その主・天道総司は掃除を終えた後のリビングで1人、コーヒーを飲みながらくつろいでいた。
もうすぐ大事な客が来る。それを天道は待っていた。
チリリリリ~~~ン
「来たか・・・」
天道はゆっくりと立ち上がると玄関に向かった。
ドアを開ける天道。しかし、そこにいたのは見知らぬ女だった。
「どちらさまで?」
「こんにちは。私、学園都市常盤台地区の行政の者ですが・・・」
「いったい何の用だ?」
「実は昨日、常盤台地区でこんな条例が制定されたのですが・・・」
女が渡してきたパンフレットに天道はさらっと目を通す。
『常盤台地区は今後ますます増えるであろう学園都市の人口に対応するため、
より土地を有効に活用していこうという結論に至った。
ついては次に定める以上の人数が住んでいなければ、その家に住む者を強制立ち退きとする・・・』
天道はその分章の隣のグラフに目を移す。
自分の家の広さだといったい何人住んでいればいいのか・・・
『4人』
「4人・・・だと?」
「はい。4人以上この家に住んでいなければ、天道様はこの家から強制的に立ち退かされることになります。もちろん、その分のお金は支払いますが・・・」
だとしても天道は嫌だった。
この家は天道が尊敬するおばあちゃんが20歳の誕生日の時に買ってくれた家だ。
そして天道はこの家が大好きだった。
とても手放すことなど考えられない。
「待て。俺を抜いて3人。3人集めればこのままここに住んでいてもいいんだな?」
「はい。それなら1週間以内でお願いします」
「充分すぎるな。今日中にでも集めてやる」
バタン
女は帰っていった。
「さて・・・」
天道は考える。
普段この家で一緒に住んでいる義妹の樹花(じゅか)は現在、カナダに1年間の留学をしている。
よって樹花を3人のうちに数えることはできない。
しかし、天道には他に当てがあった。
「もうすぐ来るか・・・」
 
ガチャリ
「よお、来たか。雅人(まさと)」
「久しぶりだな。総司」
天道が待っていたのは草加 雅人(くさか まさと)
天道の従兄弟(いとこ)であった。
彼は天道に頼みたいことがあるといって今日やってきたのだ。
天道は草加の頼みごとを聞いてやるかわりに、自分の頼みごとも聞いてもらおうと考えていた。
「まあ上がれよ」
天道と草加はリビングのいすに座った。
「雅人、この家に住む気はないか?」
天道は率直に聞いてみた。
「いきなりなんだ・・・だが、奇遇だな。
実は俺が言った頼みたい事というのは、この家にしばらく住まわせて欲しいということなんだ」
「それは好都合だ。いいだろう、住まわせてやる」
「フッ・・・最初にそっちから聞いてきたのに、すぐ態度が上からになる。相変わらずだな」
天道は何故草加がこの家に住まわせてくれといってきたのか、それを確かめたい気持ちもあったが、とりあえず2人目の同居人を探すのを優先することにした。
 
次に天道があたってみようと思ったのは、実妹である草加 ひより
ひよりと総司は実の兄妹であるが15年前のスペースビースト・ザ・ワン襲撃の時に両親が死に、そのときのいざこざで生き分かれてしまっていたのだ。
だが最近になって2人の関係は修復され、この際天道はひよりに一緒に住もうと言おうと考えていた。
そして天道はひよりが住むアパートに着いた。
コンコン
「ひより~、いるか?」
ガチャリ
「・・・なんだ、天道か」
ひよりの目が何の用だと言っていたので天道は、
「ひより、お兄ちゃんと一緒に暮らそう」
と、どこまでも率直に言った。
ひよりの他に誰にも見せないであろう笑顔満開で。
「いきなり何を言っているんだ? 気持ち悪いぞ・・・」
が、ひよりはそれを跳ね除けた。しかも本気で気持ち悪がっている様子だ。
「遠慮することはない。俺たちは今まで実の兄妹であるにもかかわらず、離れて孤独にすごしてきた。今からだって遅くはない。これからは俺と一緒に暮らそう。
それに天道なんてよそよそしい呼び方はやめて、お兄ちゃんと呼んでもいいんだぞ?」
しかし、天道はそれにもめげずにひよりを誘った。
だが、それはどことなくズレた言葉で、そしてそのズレが決定的にまずかった。
ガチャン ガチャガチャ ガチャンッ
ひよりは勢いよくドアを閉め、鍵を閉め、チェーンまでかけてしまった。
「・・・何故だ」
天道はしばらくその場で途方にくれた後、その場を去った。
 
「とりあえず茶菓子でも食って考えるか・・・」
もう他に頼る当てのない天道は、亀有地区の商店街にある『立花(たちばな)』という店に行くことにした。
カラン コロン
天道は店に入った。
しかし、店内にいつものような活気は無く、ただ一点のみが活気強く動いていた。
その一点では、1人の男が山ほどもある大量の団子を、わんこそばでも食べるかのように次々と食していた。
さすがの天道もこれにはあっけに取られた。こんな人間は今までに見たことが無い。
そして何よりも団子を食べているときの幸せそうな男の顔。
見ているこちらまで幸せになるようだった。
とりあえず天道は席に着いて、何を食べるか考えようとしたが、その時店員が来て、
「すいません~ッ 今日はあそこのお客さんが全部食べちゃって、お茶すらも出せないんですよォ」
と、残酷な事実を突きつけてきた。
「そうか、ならいい」
だが、天道はあっさりとあきらめて店を出ることにした。
その時、
「ごちそうさま。いくらになる?」
団子を食い尽くした男は勘定に入るようだった。
「はい、10万6945円になります」
天道はあきれた。こんなに食うやつがあるのかと。
何よりそんな大金がこの男に払えるのか?
と思っていたら、男は予想の斜め上をいく答えを出した。
「よし、この店に住もう」
「はァ!?」
「俺は今、1円も持っていない。だから10万6945円分の働きをこの店に住み込んでしよう」
「あなた・・・ふざけてるんですか?」
「ふざけてなどいない。
それにこの店の名前は“立花(たちばな)”、俺の名前は“橘 朔也(たちばな さくや)”だ。
何か奇妙な関連性を感じる。つまり、運命だ」
「すみません、警察を呼んでもいいですか?」
橘という男の顔が青ざめたので、やれやれと思いながら天道は、
「勘定は俺が払ってやる」
と言って10万7000円を出して、55円のおつりをもらった。
「お前・・・どうして」
橘は何故だと天道に聞いてくる。
「お前・・・さっき団子をうまそうに食ってただろ?
あんなにうまそうに団子を食うやつは初めて見た。
それに、お前その様子だと住む家も無いんだろ?」
天道は橘の顔を見る。どうやら図星のようだ。
「なら俺の家に住めばいい。安心しろ、それなりに飯は食わせてやる。
これもひとつの運命というやつだ」
天道はまあなんとなく、2人目の同居人を見つけることに成功した。
 
「さて、残り1人をどうしたものか・・・」
天道と橘は風都の繁華街を歩いていた。
(いっそのことおばあちゃんに一緒に暮らしてもらうよう頼むか?)
「なあ、天道」
「なんだ?」
「そろそろ昼飯時だろう。なにか食べないのか?」
「お前・・・もう団子の消化が済んだのか?」
天道はあきれて言った。しかし橘は、
「さっきのはあくまで間食。昼飯は昼飯で食わなければならない」
天道はどこまでも貪欲なこの男にタメ息を吐きたくなるのを押さえながら、
「じゃあどこがいい?」
と、どの店で食うか聞いてみた。
「そうだなあ・・・あのフランス料理店なんかどうだ」
橘が指を指した方向には一見高級そうなフランス料理店があった。
だが、天道はこの店が見せかけだけの高級フランス料理店だということを知っていた。だから、
「ああ、あの店は・・・」
ダメだと言おうとした。その時、
「そこはやめておけ」
突然、後ろから声がした。
見ると赤い革ジャンを着た男が立っていた。
「ほう・・・お前、何故この店がダメだと言える?」
天道は男を試すように聞いた。
「この店は本場から仕入れた高級食材を使っていることを自慢にしているが・・・
まったく素材の味を生かしていないと聞く。
そのくせ料金は人一倍に取るんだから余計にたちが悪い」
天道がこの店がダメだと思っている理由を、この男はピシャリと言い当てた。
「なるほど・・・モノを見る目があるようだな」
「おい天道。目なら俺にも・・・動体視力が」
「橘、お前は黙っていろ」
「俺は刑事だ。刑事に必要なのは、あらゆる情報を吸収・処理し、真実を見極める力だ。
俺はその力をずっと鍛え上げてきた。俺に嘘は通用しない」
「・・・名を聞いておこうか」
「照井 竜(てるい りゅう)・・・今日、風都署に配属された刑事だ。お前は?」
「天道総司・・・“天の道を往き、総てを司る男”だ」
「そうか・・・覚えておこう」
立ち去ろうとする照井。しかし天道は、
「待て、気に入った。お前、今日から俺の家に住め」
「なんだと?」
「こいつも俺と同じように、お前の家に住むというのか?」
「ああそうだ。こいつはなかなかの器を持っている・・・気に入った」
「いいのか? こちらとしては、まだこっちで住む家が決まっていないのでありがたいのだが・・・」
「ああ、遠慮はいらない。こっちも人数が必要なんだ。利害はいっしょだろう」
こうして天道は3人目の同居人を見つけることに成功し、晴れて4人そろった天道の家は強制立ち退きから免れることになった。
 
その頃、ひよりは悩んでいた。
「さっきは追い出したけど・・・やっぱりどうしよう。
いっしょに暮らすべきか・・・」
天道はおかしなところもあるが、基本的には優しくて頼りになるやつだ。
ひよりは天道との思い出に浸ってみる。
「お兄ちゃん・・・か」
ひよりは思い出して、少し笑った。
 
「ただいま」
天道たち3人は夕食の買い物を済ませてから家に帰った。
「ここが天道の家か!」
橘が天道の家の広さに驚いて叫ぶ。
「誰かなァ・・・今、叫んだのは」
リビングのほうから草加が出てきた。
「今日からうちでいっしょに暮らす橘朔也と照井竜だ」
「叫んだ方の橘だ」
「照井だ。よろしく」
「こちらこそ・・・よろしく」
草加は前に出てきて2人と交互に握手を交わした。
「夕食の準備を手伝ってくれ。今日は湯豆腐にする」
「おお、ユドゥーフクァ」
さっきから話している感じ、橘はたまにすごく滑舌が悪いときがある。
そんな事を考えていた、その時、
「キャァーーーーーーーーッ!!」
家の外で悲鳴が聞こえた。
4人は一斉に家を飛び出す。
見ると家の前の道で、若い女がしりもちをついていて、その女に黒いスーツの男が歩み寄っていた。
「あの男は・・・」
天道は黒いスーツの男に見覚えがあった。
男の名前は矢車 想(やぐるま そう)、天道はわけあって何度もこの男に命を狙われて、そしてその度に軽くあしらってきた。
「あの男は・・・ワーム撲滅組織ZECTのシャドウ隊長・矢車想!
何故あの男が一般人を襲うようなまねを・・・」
「照井・・・矢車を知っているのか?」
「橘、俺に質問するな!」
「そうだ。あの女を助けるぞ」
草加と照井が矢車を蹴り飛ばす。
その隙に橘が女を逃がした。
「矢車・・・いや、違うな。正体を現したらどうだ」
「「「何だって!?」」」
天道の言葉の意味が3人にはわからない。
すると矢車はニヤリと笑って、ベスパワームへと変化した。
「やはりワームだったか」
「天道、説明してくれないか?」
草加は聞いた。
「ワームというのは、15年前にスペースビースト・ザ・ワンといっしょにやってきた地球外生命体。
やつらは人間の姿に擬態することができる。外見はおろか、記憶まですべてコピーしてな」
「ギュルルルルルゥ・・・・・・」
ベスパワームが不気味な声を発しながら、手下のサナギワームを10体ほど呼んだ。
ギュゥゥゥゥゥン ビィィィィィィィィン
バシッ
空中より飛来したカブトゼクターを天道がつかむ。
「天道・・・それは?」
「さあ、お前たちも戦え」
天道の左腕にベルトが3本かかっている。
「何故お前が持っている!! いつの間に・・・!!」
照井が天道をにらむ。他の2人も同じ意見のようだ。
「お前たちの荷物はとっくに調べつくしてある。まさか、お前たち全員ライダーだったとはな・・・」
天道は3人それぞれにベルトを投げ渡した。
それを受け取ると、草加はカイザフォン(携帯電話)に913コードを打ち込み、橘はダイヤのカテゴリーエース(チェンジスタッグ)のカードをギャレンバックル(ベルト)に装填し、照井は胸ポケットからアクセルメモリを取り出す。
「変身」
「変身!」
「ヘンジン!」
「変っっっ身ッ!」
―Henshin(ヘンシン)―
―COMPLETE(コンプリート)―
―Turn up(ターンアップ)―
―アクセル!―
そして4人それぞれが、仮面ライダーカブト(天道総司)、仮面ライダーカイザ(草加雅人)、仮面ライダーギャレン(橘朔也)、仮面ライダーアクセル(照井竜)に変身した。
「さあ・・・振り切るぜ」
アクセルがエンジンブレードを持ってサナギワームに切りかかる。
「フゥ・・・」
カイザは首を鳴らしてから、カイザブレイガンにミッションメモリーを差し込んでブレードモードにし、
逆手で持ってサナギワームへと切り込んでいった。
「よし、がんばれ!」
ギャレンは少し離れた場所からギャレンラウザーで銃撃を行う。
「キャストオフ!」
―cast off(キャストオフ)―
ドキューーーーーンッ
カブト・マスクドフォームのアーマーが弾け飛び、サナギワームたちを吹き飛ばす。
―Change Beetle(チェンジビートル)―
そしてカブトはライダーフォームへと移行した。
「ビィィィィィ・・・」
4人が戦っている最中、ベスパワームは密かにその場から立ち去った。
―アクセル! マキシマムドライブ!―
―EXCEED CHARGE(エクシードチャージ)―
―ドロップ・ファイア・ジェミニ バーニングディバイド―
―1・2・3 Rider Kick(ライダーキック)―
「「「「ハァッ!!」」」」
ドゴドゴドゴドゴォォォォォォォォンッ
4人それぞれが必殺キックでサナギワームを仕留め、全滅させた。
「本命は逃げたか・・・さあ、飯の準備だ」
天道たちは変身を解除して家に戻っていった。
 
「・・・よし、行くか」
ひよりは意を決して天道の家に行くことにした。
これから一緒に暮らすため。その先に家族のぬくもりがあると信じて。
そして天道の家の玄関の前。
ひよりは何度かためらった後、ついに入ることにした。
「おい、やっぱり一緒に住んでやることにしたぞ・・・お兄ちゃ・・・」
「残り1個は俺のものだァーーーッ!!」
橘が1個だけ残った湯豆腐をものすごい勢いで取ろうとしている。
「よせッ!!」
それを死守する草加。彼もまた残り1個の湯豆腐を狙っている。
「絶望がお前たちのゴールだ・・・」
その残り1個の湯豆腐を網で軽くすくいとっていってしまう照井。
「あァッ!!」
(ちッ!!)
「安心しろ。豆腐はまだまだある」
天道がなだめるように言った。
バタン
「天道・・・やっぱりお前のノリにはついていけない・・・」
ひよりは夜道を独り、とぼとぼと歩いて帰った。
(すまない、ひより・・・お前をこの男たちと一緒に暮らさせることはできない・・・)
天道は心の中で謝った。
「なあ、これ食ってもいいかな?」
「俺に質問するな」
 
ビュォォォォォォォォ・・・
不気味な風が吹いていた。
風都タワーの真ん中あたりの鉄骨に立っていたベスパワームは、
再びその姿を“矢車想”へと変え、次のターゲットを見据えて飛び立った。
 
TO BE CONTINUED 
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無題
by S 2010/05/02(Sun)00:46:11 Edit
なんかものすごい腹抱えて笑ってしまったw
あァ?
by Sgt.LUKE HP 2010/05/01(Sat)03:12:11 Edit
そンな格言ってコトは…努力したのかァ?
今回は佐天ネクサスとうって変わって軽いテンションですンごく書くのが楽だなァ

はよ三話投稿せな…
作者 あとがき
by Joker 2010/05/01(Sat)01:13:13 Edit
―努力とは才能を引き出すための方法でしかない。―
Joker今日の格言

今回はすごくうまく書けた。大満足。
じゃあ明日から一泊二日の登山行ってくる。
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