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teamBDR
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男性
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高校生
自己紹介:
このブログは退屈な日々を革命すべく集まった6人のブログなんDA。
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[Joker(ジョーカー)]この団を作った人。学園都市の日常・科学サイドを書いてるのはこの人。ボディサイドのガイアメモリをコンプしている。最近、teamBDRが満足同盟となんら変わりない事に気づいたが、狙ってなどいなかった。いや、ホンとにマジで。まあそんな事はどーでもいいから、満足しようぜ!!

[ナレ神(シン)] 貴重な「純粋なツッコミ役」。LUKEとは実況・解説コンビである。最近、兄のオタクライフを書いた記事が大ヒットした。

[ガチャピン]旧かみやん。最近はこっちの名を名乗るほうが多い。通称、魯迅(ろじん)。又は、北大路魯山人(きたおおじろさんじん)。もうなんか『お姉ちゃん』しか言わないかわいそうな人。teamBDRの中でもトップクラスにアレな人なんDA。 

[S(サジタリウス)] 変態である。クラスの女子、挙句の果てには学校の先生にまで変態と言われてしまったぞ!この変態軍人めが!!

[Sgt.LUKE(サージェント.ルーク)] おそらくこの団最強の男。その脳内は無限のユーモアにあふれている。もしかしたらアンサイクロペディアを超えているかもしれない。ちなみに食玩のサイクロンメモリを持っている。

[XILE(ザイル)] 割と普通人。EXILEのファン。この団に入ってからまわりに毒されてきた。被害者。だが本人は楽しそうである。
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第21話「罪と罰♪イクサ爆現」
 
作者 Joker 

「仗助~、あんたに手紙来てるわよ」
夏休みまであと1週間に迫った土曜日、
仗助は朝起きてすぐに母親に呼ばれた。
「なんスかァ~、こんな朝早くから・・・」
最近、仗助は疲れていた。
先日のスペースビーストの事件で壊された建物を1件1件クレイジー・ダイヤモンドで直してまわっていたのだ。
それだけなら給料(1件につき3万円)ももらえたのでよかったのだが、このことでスタンド使いの存在が公になり、学園都市の各種組織から質問攻めをくらいまくった仗助は体力的にも精神的にもおおいに疲弊していた。
「だから、あんたに手紙が届いてんのよ。
結構前から届いてたみたいだけど新聞に押しつぶされてたみたい。
なんか重要書類っぽいから早く目ぇ通しときなさい」
仗助はいまだに残る眠気と疲れを殺して封筒を受け取った。
仗助は封筒を開けて中身を取り出す。入っていたのは1枚のプリントだった。
「なになに・・・“風紀委員(ジャッジメント)杜王支部より”」
仗助は面倒くさそうな気配を察して嫌になりつつも文章を読んでいく。
「“ジャッジメントは毎年、犯罪件数が多くなる夏休みに合わせて人事異動を行っております。
そこで今回、スタンド使いである東方仗助様をジャッジメント杜王支部のメンバーに推薦したいと思います。つきましては以下の日程にジャッジメント杜王支部にお越しください。”
・・・・・・今日の・・・朝9時?」
仗助は時計を見る。現在朝8時半。
「うおおおおオオオおッくれるゥ~~~ッ!!」
仗助は急いで学ランに着替えて家を飛び出していった。
 
「ここがジャッジメント杜王支部か・・・ジャッジメント(審判)、いい名前だ」
1人の男がそうつぶやいて建物に入っていった。
空には太陽が燦然と輝いていた。
 
「おい、お前ら。いい加減起きろ」
天道がそれぞれの部屋で眠っている居候たちを次々と起こしていく。
「いったい何時だと思っているんだ。土曜日だからといっていつまでも寝ているんじゃあない」
天道は9時になった時計を指差して言う。
「仕方がないだろう・・・眠いんだから。それに天道、お前は起きるのが早すぎる」
起こされて機嫌が悪い橘は天道に愚痴をたれた。
「俺は太陽だ。太陽はすべての者に先駆けて空に昇る」
「まったく・・・お前ほど太陽が似合う奴もいないな」
草加が皮肉っぽく言った。
 
「さあ、飯だ」
今日も天道が用意した朝飯を天道、草加、橘、照井の4人全員がそろって食べる。
「おお、今日もうまそうだな」
今日の朝飯は天道お得意の和食尽くしだ。
釜炊きのご飯に豆腐の味噌汁、ほうれん草のおひたしにアジの塩焼き・・・どれをとっても超一流のおいしさだ。
「よし、じゃあいただきます」
「「いただきます」」
天道に合わせて橘と照井が手を合わせる。だが草加だけなぜか手を合わせようとしない。
「どうした? 雅人」
天道が何故食わないと思って聞く。
「悪いが俺には用事がある。すまないが朝飯は抜かせてもらう」
そう言って草加は立ち上がり、部屋から出て行こうとする。
「待てよ、草加!」
叫んだのは橘だった。
「何かなァ?」
「お前・・・食わないんだったら、これ食ってもいいかな?」
「・・・好きにすればいい」
橘の呑気さに草加はあきれつつ家を出て行った。
 
「うぉぉぉぉぉぉぉぉしッ!! 着いたぁぁぁッ!!」
仗助は全速力で走ってぶどうヶ丘高校の近くにあるジャッジメント杜王支部に着いた。
仗助は腕時計を見る。時刻は現在8時58分
もう一度全速力で走って部屋までたどり着ければ間に合う。
そう思って仗助はひたすら走って階段を上る。
仗助は目的の部屋が3階にあることを恨みつつ、なんとか9時前に部屋に飛び込んだ。
 
つもりだった。
 
「遅い。遅刻」
部屋の中にいた男にそう宣告されたとき、仗助は一瞬めまいがした。
自分は間に合ったはずだ。そう思って腕時計を見る仗助。時刻は8時59分を示している。
「なんで・・・」
「君の時計は狂っているようだ。私の電波時計は9時04分を示している」
それを聞いて仗助は崩れ落ちる。
「まったく・・・初日から遅刻とは・・・」
「ま、仗助らしいよな」
「仗助君、大丈夫? かなり息乱れてるけど」
「く・・・黒子・・・それに・・・億泰に康一・・・なんでお前らまで・・・」
「俺たちもスタンド使いっつーことで推薦されたんだよ」
「僕たち同じ杜王地区担当だよ。よかったね」
 
新たな杜王地区ジャッジメント(戦闘部隊)のメンバーは古参の黒子に新規の仗助、億泰、康一を加えた4人であった。
他にもジャッジメントには初春(風都地区)が所属する情報部隊なども存在するのだが、ここでは割合しておく。
「さて、自己紹介をしよう。私の名前は名護 啓介(なご けいすけ)だ。今日から君たちのコーチだ」
先ほど仗助に遅刻を宣告した男が4人に自己紹介をしている。
「おい黒子、なんスか? コーチって」
「最近、ガイアメモリなどによる凶悪かつ大規模の犯罪が増えているなどの理由で今夏からジャッジメントにはコーチが付くことになりましたの。なんでも彼は名うてのバウンティ・ハンターだそうですわ」
「そこ! 私語をつつしみなさい」
「「はい!!」」
名護が仗助と黒子を一括した。
「仗助君、君はさっき遅刻をしたね?
約束を破るというのは立派な罪だ。罪は裁かれなければならない。
これから君に近くの公園でゴミ拾いをしてもらう」
「え~~~!」
「文句をたれるのはやめなさい。いいから私の言うことに従って公園に行ってゴミ拾いをしなさい」
 
“『矢車君、君は今日をもってクビだ。ご苦労だったね』”
矢車の脳裏に1週間前の苦い記憶が浮かぶ。
矢車はZECTをクビになり、ザビーゼクターも剥奪され街を放浪していた。
だが、その胸の内にはまだ正義の炎がくすぶっていた。
「くそッ・・・! 見ていろ・・・たとえ俺1人でも、この街の完全調和を保ってやる・・・!」
そんな思いで矢車はぶどうヶ丘高校近くの公園を通りがかった。
その時、
ガコォォォンッ
自販機を蹴り飛ばすような音。見れば、1人の少女が自販機を蹴ってジュースを取り出していた。当然、少女は金を払っていない。これは立派な窃盗だ。あるいは器物損壊にもなるかもしれない。
「君、何をしているのかな?」
矢車は少女に声をかける。
「なによ、アンタ」
「いけないなぁ・・・自販機を蹴って無料(タダ)でジュースを取り出すなんて・・・犯罪だぞ。これは」
「たかがジュース1本くらいでグチグチ言ってんじゃないわよ。」
「そのたかが1本のジュースで生計を立てている人もいるんだ」
「何様よ。アンタ」
「君こそ何様のつもりだ」
「私は御坂美琴。常盤台の超電磁砲(レールガン)よ。ただの一般人が私に指図しないでくれる?」
「もはや何を言っても君には無駄なようだな」
矢車は携帯電話を取り出す。
「これから君の事を君の学校や警察に報告する。そこでみっちり反省してもらおう」
「ちょ・・・ちょっと、アンタ!」
あせる御坂。その時、
「そこのあなた、大の大人が子供をいじめるのはやめなさい」
仗助をゴミ拾いで公園に連れてきていた名護が、矢車と御坂の様子を見て歩み寄ってきた。
「待て、誤解だ! 悪いのはこの少女だ」
「大の大人が・・・いいわけはやめなさい! 見苦しい」
そう言って名護はいきなり矢車を押し倒して首の上にのしかかった。
「ぐぁぁぁッ!!」
「お嬢さん、早く逃げなさい」
「え!?・・・ああ、ハイ」
御坂は助けられたような気がして気に食わなかったが、このままこの場に残っても面倒くさそうなので立ち去ることにした。
 
プチッ
 
「これはもらうぞ。私が新たに悪を裁いた証に・・・」
名護は矢車が着ていたスーツのボタンをむしり取ると110番通報をした。
「なんで俺ばっかり・・・」
矢車は手錠で繋がれ、パトカーで連行されて行った。
「名護さ~ん、ゴミ拾い終わったっスよ~」
「よし、では昼食にしようか」
 
草加はぶどうヶ丘高校の近くの公園のベンチで何かを待っていた。
「雅人、腹が減っただろう。弁当を持ってきてやったぞ」
「総司・・・」
天道は草加の隣に腰掛けた。
「いったい何を待っている?」
「・・・知っているか? こないだのスペースビーストの事件で瀕死の重傷を負いながらも奇跡的に復活を果たした女の話を」
「ああ」
「あの女は確かに死んだはずだった。だが、なぜか今も生きている」
「・・・“オルフェノク”か」
「さすがだな。知っているのか」
「オルフェノク・・・1度死んだ人間が超常的な力を得てよみがえった姿。だろ?」
「そうだ。そして・・・人類の敵だ」
天道は草加のその言葉で複雑な気持ちになった。が、無言のまま反論はしない。
「オルフェノクになったと思われるその女は、よくここで散歩をしていると聞く」
「それで朝からずっとここで張りこんでるってわけか」
「ああ。それから君が作ってくれた昼食だが、悪いが食えない。俺には他に食いたいものがあるんだ」
「・・・おい、見ろ」
「・・・! あれは!!」
草加が待っていたという女が公園に現れた。
草加はカイザフォンを取り出す。
―9・1・3 STANDING BY(スタンディンバイ)―
「待て、雅人。まだあの女は人を襲おうとしていない」
「だからどうした! あの女はオルフェノク、怪人だぞ? ほうっておいたらいつか人を襲うに決まっている!!」
―COMPLETE(コンプリート)―
「でやァッ!!」
草加はカイザに変身して女に殴りかかった。
「きゃああああああああ!!」
女は叫びながらリーチオルフェノクに変身した。
「ム! 今の声は!!」
名護は昼食を食べようとしていたが、女の悲鳴を聞いて振り返る。
その先にはカイザと戦闘するリーチオルフェノクの姿。
「オルフェノクゥゥゥッ!!」
名護はリーチオルフェノクに向かって走る。
「ちょ・・・名護さん!?」
昼食を食べようとしていた仗助、黒子、億泰、康一は名護を追う。
名護はリーチオルフェノクの前で立ち止まる。
「オルフェノク・・・その命、神に返しなさい!」
―レ・ディ・ー ―
「変身!」
名護は箱のような形をしたいびつなメリケンサックのようなものをかざして叫ぶ。
―フィ・ス・ト・オ・ン―
そして名護は仮面ライダーイクサに変身した。
「フンッ!」
イクサはイクサカリバー・カリバーモードをリーチオルフェノクに向かって振り下ろす。
「キャアアアアアッ!!」
リーチオルフェノクは悲鳴を上げる。
「でやァッ!!」
さらにカイザが右足でサッカーボールを蹴るようにうずくまったリーチオルフェノクを蹴り飛ばす。
―イ・ク・サ・カ・リ・バ・ー・ラ・イ・ズ・アッ・プ―
―EXCEED CHARGE(エクシードチャージ)―
カイザがカイザブレイガンでリーチオルフェノクを撃って拘束する。
イクサがイクサカリバーを、カイザがカイザブレイガンを構えて必殺技の体制に入る。
「「ハァァァ・・・・・・ダァッ!!」」
イクサとカイザがリーチオルフェノクに向かってダッシュした。その時、
―clock up(クロックアップ)―
カブトに変身した天道がクロックアップしてイクサとカイザを蹴り飛ばした。
―clock over(クロックオーバー)―
「うおぉぉぉッ!」
「ぐわぁぁぁッ!」
吹っ飛ぶイクサとカイザ
「おいアンタ。今の内に逃げろ」
カブトはリーチオルフェノクをその場から逃がした。
「君! 何故あの女を逃がしたッ!!」
イクサがカブトに向かって叫ぶ。
「あの女はまだ1度も人を襲っていない」
「だからどうした! 奴はオルフェノクだ。いつか必ず人を襲うだろう」
「平和に暮らしている者を襲うという点ではお前も同じだろう」
「黙りなさい!! 私と奴らを一緒にするなッ
私は常に正しい。私が正義だ!!」
「違うな。おばあちゃんが言っていた。“正義とは俺自身。俺が正義だ”」
その時、
「悪いな、総司。俺もこいつの意見に賛成だ」
「雅人・・・」
ドッゴォォォォォォォォン
草加が普段乗っているサイドカー付きのバイク・サイドバッシャーが二足歩行の戦闘メカに変形して公園に飛び込んできた。
ガシャン ガシャン ガシャン
サイドバッシャーは左腕の6連装ミサイル砲と右腕の4連装バルカン砲を展開してカブトに標準を合わせる。
ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガッ!!
ドヒュン ドヒュン ドヒュン ドヒュン ドヒュン ドヒュン ドヒュンッ!!
カブトに向けて大量の砲撃が発射された。
 
TO BE CONTINUED 
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作者 あとがきのあとがきのあとがき
by Joker 2010/05/10(Mon)17:27:33 Edit
でもまあ、やっぱあれだなァ・・・
さすがに橘さんと同年齢ってのはあれだから、やっぱ22歳でいいや。
作者 あとがきのあとがき
by Joker 2010/05/10(Mon)06:45:34 Edit
まあ大体そんな感じっぽいんだぜ。
(つっても、Wの面々は公式に年齢が発表されていないから、役者の年齢から大体予想してやった)
by Sgt.LUKE HP 2010/05/09(Sun)23:54:54 Edit
今回もおつかれ。翔太郎ってそンなに歳イッてたの?(公式的に) 
作者 あとがき
by Joker 2010/05/09(Sun)23:09:11 Edit
登場人物の年齢を公開しようと思います。
(特に学生じゃあない大人メンバーたち)
・天道総司 21歳
・草加ひより 18歳
・草加雅人 21歳
・橘朔也 25歳
・照井竜 20歳
・左翔太郎 22歳
・フィリップ 17歳
・名護慶介 22歳
・矢車想 27歳
・空条承太郎 28歳

中学2年生
・御坂美琴
中学1年生
・白井黒子
・初春飾利
・佐天涙子
高校1年生
・東方仗助
・虹村億泰
・広瀬康一
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