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teamBDR
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高校生
自己紹介:
このブログは退屈な日々を革命すべく集まった6人のブログなんDA。
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[Joker(ジョーカー)]この団を作った人。学園都市の日常・科学サイドを書いてるのはこの人。ボディサイドのガイアメモリをコンプしている。最近、teamBDRが満足同盟となんら変わりない事に気づいたが、狙ってなどいなかった。いや、ホンとにマジで。まあそんな事はどーでもいいから、満足しようぜ!!

[ナレ神(シン)] 貴重な「純粋なツッコミ役」。LUKEとは実況・解説コンビである。最近、兄のオタクライフを書いた記事が大ヒットした。

[ガチャピン]旧かみやん。最近はこっちの名を名乗るほうが多い。通称、魯迅(ろじん)。又は、北大路魯山人(きたおおじろさんじん)。もうなんか『お姉ちゃん』しか言わないかわいそうな人。teamBDRの中でもトップクラスにアレな人なんDA。 

[S(サジタリウス)] 変態である。クラスの女子、挙句の果てには学校の先生にまで変態と言われてしまったぞ!この変態軍人めが!!

[Sgt.LUKE(サージェント.ルーク)] おそらくこの団最強の男。その脳内は無限のユーモアにあふれている。もしかしたらアンサイクロペディアを超えているかもしれない。ちなみに食玩のサイクロンメモリを持っている。

[XILE(ザイル)] 割と普通人。EXILEのファン。この団に入ってからまわりに毒されてきた。被害者。だが本人は楽しそうである。
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第7話「まったく・・・やれやれだぜ」

作者 Joker

―仗助たちが虹村兄弟と闘っていた頃、鳴海探偵事務所では・・・
「ああ~あ、ギャングのやつらに襲われるかもしんねえから亜樹子を大阪に帰らしたが・・・
まさかここまで静かになってくれるとは思ってなかったぜ。
それに・・・これで俺が久しぶりにこの探偵局の局長だ~~~っ ハハーーーッ」
「翔太郎。高笑いしている場合じゃない。お客さんだ。」
フィリップに連れられて出てきたのは初春だった。
「おお初春。遊びに来たのか?」
「いいえ、違うんです。今日は依頼をしにきたんです。“ジャッジメント”として。」
「・・・・・・この街を守る組織“ジャッジメント”が、いったい何の用なんだ?」
翔太郎は事件のにおいを感じた。
「最近巷を騒がせている・・・連続虚空爆破(グラビトン)事件の捜査協力です。」 

初春が言った連続虚空爆破(グラビトン)事件とは、
量子変速(シンクロトロン)能力を持つ何者かが、その能力で爆弾を作り出し(原理は聞くな。俺にはさっぱりわからん)、人が集まる場所を狙って爆発させているという事件だ。
すでに6ヶ所で爆破が行われており、死者はいないもののけが人はたくさん出ている。
初春いわく、このレベルの爆発を起こせるのはレベル4以上の量子変速(シンクロトロン)能力者らしいが、捜査してみたところ犯人らしい人物は一人もいなかったそうだ。
ということは犯人は短期間で急速にレベルを上げた人物ということになるが・・・
とにかくジャッジメントは事件の早期解決のため、この有能で実績ある鳴海探偵事務所に捜査協力の依頼をすることにしたらしい。
そして俺(左翔太郎)は街にくりだし捜査をすることにした・・・・・・
 
「そういえばアンジェロの事件からもう1週間か~」
2週間前にアクア・ドーパントと闘った公園で御坂は独り言でつぶやいた。
そして自販機に向かって蹴りを放とうとしたその時、
「お~いビリビリ中学生ー 何やろうとしてんだ?」
そこに現れたのは翔太郎だった。
御坂は自販機を蹴るのをやめた。
「ビリビリ中学生ゆーなっ! ・・・ところでアンタ何してんの?」
「連続虚無爆破(グラビトン)事件の捜査協力をやってんだよ。
この公園を通りがかったら偶然お前がいたんだ。
・・・そうだ、この事件でなんかあったらすぐ俺に連絡してくれ。」
翔太郎は御坂に携帯電話の番号を渡す。
「あれ?翔太郎さんに御坂さんじゃあないですか~~~」
そこへやってきたのは佐天だった。
「おお佐天じゃねえか。学校の帰りか?」
「ええ・・・ところで御坂さん、最近うわさの幻想御手(レベルアッパー)って知ってますか?」
「幻想御手(レベルアッパー)?何それ?」
「なんでも使用した人の超能力レベルを飛躍的に上げてくれるらしいんですよ。
これを使えばレベル0の私でもレベル3にはなれるかな~・・・って。
でもどこでどうやれば手に入るのかは謎で、そもそも本当に存在するのかもわからないんですよね~」
「“超能力レベルを飛躍的に上げる”・・・ねぇ・・・・・・」
翔太郎は何か引っかかった。
が、考えてもわからなかったので考えるのをやめた。
「それじゃあ2人とも、何かあったら俺に連絡くれよ・・・」
翔太郎は公園から出て行った。
「そうだ御坂さん、これから私、風都地区のデパートに買い物に行くんですけど一緒に来ませんか?
春物の売りつくしセールやってるんですよ。」
「そうねぇ・・・黒子が仗助のところ行ってて暇だし・・・行きましょうか。」
 
やがて御坂と佐天はデパート(店名 ウィンドシティ)に着き、服を見始めた。
「佐天さん。このパジャマって・・・」
御坂は気にいったパジャマがあったので佐天に意見を求めようとした。だが・・・
「うわ~、いまどきの中学生がこんな子供っぽいの着ないでしょう・・・どう思います?御坂さん?」
佐天は御坂が気に入ったパジャマと同じものを見ながら聞いてきた。
「え!?・・・ああ、そうねえ。なめてるわね、いまどきの中学生を・・・・・・」
御坂は内心がっかりしながら答えた。
しばらくして、
「御坂さん。私ちょっと試着してくるのでちょっと待っててください。」
佐天が服を何着か持って試着室に向かった。
(チャ~~~ンスッ 今のうちにさっきのパジャマを買っておこう・・・)
「ン?あんたは・・・御坂さんじゃあないか。」
「うわあっ!!じょ・・・ジョジョジョ承太郎さん!?」
御坂は驚いた。何しろ身長195センチもの大男、空条承太郎がいきなり自分の後ろに立っていたのだ。
当然の反応だ。
「久しぶりだな・・・」
「承太郎さん・・・今はどうしてるんですか?」
「俺か?俺は今、アンジェロが言った“弓と矢”の調査のために常盤台グランドホテルに宿泊している。
この街にはもうしばらく滞在する予定だ・・・
そして・・・そのために着る服が無いから買いに来た。」
「へえ~、そうなんですか・・・」
“弓と矢”に“幻想御手(レベルアッパー)”、
この街はいったいどうなっているんだ?と御坂は一瞬考えたが、やがてそれは次の思いにかき消された。
(あれ?承太郎さんがいたら私・・・このパジャマ買いに行けないじゃん・・・・・・)
 
翔太郎は街で調査を続けていた。
が、有力な情報はまったく手に入らなかった。
「ちくしょ~っ 犯人がどんな奴か見当もつかねーーーっ」
翔太郎はため息をついた。
「お、翔ちゃんじゃないか。」
「ン、サンタちゃんか・・・」
サンタちゃんは風都地区で年中サンタのコスプレをしながら子供たちにプレゼントを渡しているおじさんだ。
「こないだ、翔ちゃんにこれを渡しといてほしいって人が来たんだ。ハイ。」
サンタちゃんは翔太郎にグリップのようなものを渡した。
グリップには“ZECT(ゼクト)”とかかれている。
「何だこれ・・・誰が俺にいったいこんなものを?」
「確か“照井(てるい)”とか言ってたかな?」
「“照井”・・・・・・いったい何者なんだ?」
その時、グリップを握った翔太郎の脳内にグリップ(ドレイクグリップ)の使い方が流れ込んできた。
「何だ・・・これは?“ドレイクゼクター”・・・“仮面ライダードレイク”・・・・・・?」
翔太郎はまだ見ぬ謎の人物“照井”に疑問を持ちつつも、
とりあえず“照井”が自分に送ってきた新しい力、“ドレイクグリップ”を懐にしまった。
 
御坂と佐天が承太郎の服選びの手伝いをしているときだった。
ドグォオオオオオオオオオオオンッ
突然どこからか爆発音が聞こえてきた。
「何!?」
御坂は突然の爆音に一瞬、戸惑った。
やがて鳴り響くアナウンス。
「―避難警報、避難警報、現在当デパートにて虚空爆破(グラビトン)事件発生。
ご来場のお客様は速やかに係員の指示に従って避難をお願いします―」
「大変ですよ御坂さん!早く逃げましょう!」
佐天が慌てふためく。
「落ち着け、佐天さん・・・ここは係員の指示に従って速やかに避難するんだ。
緊急時ほど落ち着いたほうがいい・・・・・・」
そんな佐天を承太郎がなだめる。
3人は係員の指示に従い無事外に脱出した。
「ふう~、よかったですねえ・・・御坂さん、承太郎さん・・・
あ!そうだ。これが“連続虚空爆破(グラビトン)事件”なら、翔太郎さんに連絡しないと・・・」
佐天は携帯電話を取り出し翔太郎にコールした。
「もしもし・・・佐天か。」
「翔太郎さん!大変です!私たち今、風都のウィンドシティっていうデパートの外にいるんですけど、
そこで“虚空爆破(グラビトン)事件”が発生したんです!」
佐天の声の後ろに聞こえる爆発音を聞いて翔太郎の顔は引き締まる。
「わかった!待ってろ、絶対危ない事はすんなよな!」
ピッ
翔太郎は電話を切ってハードボイルダーにまたがる。
翔太郎は全速力でとばそうとした。
しかしハードボイルダーの前に1人の男が立ちふさがる。
「お前は!」
「久しぶりだね、半人前の探偵君。」
「霧彦ぉ・・・」
立ちふさがったのは園咲霧彦だった。
敵組織の幹部である霧彦と仮面ライダーWである翔太郎は以前から何度も衝突していたのであった。
ナスカ!
霧彦はガイアドライバー(ベルト)にナスカメモリを差し込んでナスカ・ドーパントに変身した。
「さあ、そっちも早く仮面ライダーに変身しないか。」
「ああ、そうさせてもらうぜ・・・だが、今回は時間がないんでこっちでいかせてもらう!
来い!ドレイクゼクター!!」
ブゥウウウウウウウウウウウン
羽音を立てながらトンボのようなメカが空間を裂いて飛んできた。
翔太郎はドレイクグリップをかざす。
「変身!」
ドレイクグリップにトンボ型のメカ、ドレイクゼクターが結合して銃の形になった。
―Henshin(ヘンシン)―
ドレイクゼクターが音声を発した。
そして翔太郎の体を分厚いアーマーが覆う。
翔太郎は“仮面ライダードレイク”に変身したのだ。
「キャストオフ!」
ドレイクはドレイクゼクターの尻尾の部分のレバーを引き出し、トリガーを引いた。
―cast off(キャスト オフ)―
―Change Doragonfly(チェンジ ドラゴンフライ)―
ドレイク・マスクドフォームの分厚いアーマーが解き放たれ、
仮面ライダードレイクは身軽な姿、ライダーフォームになった。
「何!?何だその姿は!?なぜお前が“ZECT(ゼクト)”のマスクドライダーシステムを持っている!?」
ナスカ・ドーパントは困惑した様子だ。
「そんな事知らねーよ。こっちが聞きてぇぐらいだ。
とにかく、時間ねえからとっとといくぞ。」
―clock up(クロックアップ)―
ドレイクの姿が消えた。
「これは・・・マスクドライダーシステムに標準装備されているという・・・“クロックアップ”・・・!?」
クロックアップを使用した仮面ライダードレイクはまるで時が止まったかのような超高速での移動が可能となる。
ドレイクはナスカの認識外のスピードで動き回る。
ドレイクはドレイクゼクターのウィングを折りたたみ、ライダーシューティングモードに変形させた。
「ライダーシューティング!」
ドレイクはレバーを引いた。
―Rider Shooting(ライダーシューティング)―
ドゥヒューーーーーーーーーーーーーンッ
ナスカ・ドーパントにドレイクゼクターから発射された光弾がヒットする。
「わああああああああああああああああっ」
―clock over(クロックオーバー)―
クロックアップの制限時間が過ぎ高速移動が解除される。
「行ったか・・・・・・」
ナスカ・ドーパントの姿は無かった。
翔太郎はドレイクの変身を解除する。
「さて、急ぐか!」
 
「大変です!中にまだ子供がいるみたいなんです!」
御坂たちはデパートの店員たちが叫んでいるのを耳にした。
「何ですって・・・」
御坂は驚愕した。
「4階のおもちゃ売り場に取り残されたみたいなんだ・・・
でも店の中のどこでいつ爆発が起こるかわからないし・・・レスキュー隊はまだ来ないし・・・
ああ~~~っ どうすればいいんだっ」
店員たちが頭を抱えている。
「私が行ってきます!」
御坂は有無を言わさずデパートの中に突っ込んでいった。
「ちょっ・・・御坂さん!?ダメですよ!危ないことはするなって翔太郎さんが・・・」
佐天が言った時にはもう御坂の姿は見えなかった。
御坂は階段を駆け上がる。
「今までに爆発が起こったのは6、7、8階・・・まだこの辺は大丈夫みたいね・・・」
御坂は4階に到着した。
すると子供の泣き声が聞こえてきた。
その方向に走っていくと5歳ぐらいの女の子がうずくまって泣いていた。
「大丈夫!?私と一緒に早くここから出ましょう・・・」
しかし御坂は青ざめた。
自分たちのわずか10メートルほど先にひしゃげていくカエルの人形が見えたのだ。
(あれは・・・爆弾!?)
御坂はとっさにレールガンの体勢をとる。
(今ならまだ!レールガンであの爆弾を吹き飛ばせる!)
しかし御坂はミスを犯した。別の階で起こった爆発の振動でコインを落としてしまったのだ。
「しまっ・・・」
カエルの人形が極限までひしゃげた。爆発寸前だ。
「くっ!」
御坂は子供の盾になろうと子供を抱きかかえた。
「まったく・・・やれやれだぜ。」
ドーーーーーーーーーーーーン!
現れたのは承太郎だった。承太郎はスタープラチナの能力を使った。
「久しぶりに・・・10年ぶりに“時を止めた”ぜ・・・・・・さて・・・」
承太郎は爆弾に近づく。
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァッ!!」
承太郎は爆弾にラッシュをくらわせた。
爆弾はデパートの壁を突き破って飛んでいく。
「そして時は動き出す・・・・・・」
ドグバシャアアアアアアアアアアアアンッ
爆弾はデパートの外の上空で爆発した。
「じょ・・・承太郎さん?助けてくれたんですか?」
「自分を犠牲にしてでも誰かを助ける・・・戦士には向かないタイプだな・・・・・・御坂。」
「・・・承太郎さん・・・・・・」
御坂は落ち込んだ。
「とにかくここをとっとと脱出するぞ・・・」
承太郎と御坂は子供を連れて無事脱出した。
「おいアンタたち・・・子供は無事に救出した。」
承太郎はデパートの店員たちに言う。
「すごいじゃあないですか、御坂さんに承太郎さん。
爆発の中子供を助けに行くなんて・・・ちょっとした英雄ですよ。
さすがレベル5とスタンド使いは違いますね~
(もっともわたしはレベル0だから承太郎さんのスタンドを見た事も無いけどネ。)」
佐天は純粋に2人にお世辞を言ったつもりだった。
しかし御坂は逆に今の佐天のお世辞でへこんだ。
 
「・・・わかったぜ、承太郎さん。そっちの避難は終わったんだな。」
翔太郎は承太郎からの電話を切った。
「これで今回の虚空爆破(グラビトン)事件は解決したも同然か・・・
だが、犯人はまだ近辺に潜伏している可能性がある。」
翔太郎はフィリップに電話をかける。
「翔太郎、犯人の検索だね。」
「ああそうだ。
一つ目のキーワードは“レベル4以上の量子変速(シンクロトロン)能力者”、
二つ目は“ウィンドシティ周辺”だ。」
フィリップは地球(ほし)の本棚で検索する。
「だめだ翔太郎・・・ウィンドシティ周辺には現在3人のレベル4以上量子変速(シンクロトロン)能力者がいる・・・3人とも尋問している時間はおそらくない。」
「くそっ・・・これでわかると思ったんだが・・・・・・」
その時、翔太郎は1時間ほど前の佐天との会話を思い出した。
“最近うわさの幻想御手(レベルアッパー)って知ってますか? なんでも使用した人の超能力レベルを飛躍的に上げてくれるらしいんですよ。”・・・・・・・・・
「フィリップ・・・三つ目だ。
三つ目のキーワードは“幻想御手(レベルアッパー)”。」
するとフィリップの検索結果は1人に絞られた。
「ビンゴだ翔太郎。こいつで間違いない。
“介旅 初矢(かいたび はつや)”こいつが連続虚空爆破(グラビトン)事件の犯人だ。」
翔太郎は電話を切った。そして次に初春に電話をかけた。
「初春、犯人がわかった。
ウィンドシティ周辺の監視カメラを使って介旅初矢の居場所を知らせてくれ・・・」
 
―ウィンドシティ周辺のとある路地裏。
「くそっ 今回は被害者0人かよ・・・・・・
しかし・・・次こそはッ!シャレになんねえくらいの大惨事を引き起こしてくれるぜェ・・・・・・
“幻想御手(レベルアッパー)”によってパワーアップした、俺の量子変速(シンクロトロン)で・・・
俺をいじめた不良どもや、それを見て見ぬ振りを続けたこの学園都市の連中を、
次こそは血祭りにあげてやるぜぇ~~~~~~!」
「そんな祭りはやらせられねえな・・・・・・」
「!? 誰だッ!」
「俺は左翔太郎。探偵だ。さあ、お前の罪を数えろ・・・」
「罪ィ?フン!数えるべき罪があんのはこの街じゃあないのか?
目の前で起こっている悪事をいつもいつもいつも無視しやがってッ!
おかげで俺たちみたいな力のない者がどれだけ苦しい思いをしていることか・・・・・・」
「・・・たしかにこの街はお前を泣かせたかもしれねえ。
だが、今度はお前が力のない者を泣かせているんだぞ・・・お前は今、この街を泣かせている。」
「だからどうしたってんだ!泣いてくれて結構!
むしろそのほうがいいでぇ~~~す。そして死ね!クソ探偵ッ」
介旅は翔太郎に跳びかかろうとする。
「俺の量子変速(シンクロトロン)でてめーの顔面をスイカ割り大会のスイカみてーに粉々に弾けさしてやるぜーーーッ」
しかしそれはならなかった。
突然路地裏に学園都市の清掃ロボットが大量に押し寄せてきて介旅を押しつぶしたのだ。
「何ぃーーーッ」
「初春に協力してもらってこの辺一帯の清掃ロボットをここに集めてもらったんだ。
お前を逃がさないように取り押さえるためにな・・・さて、後は警察の仕事だぜ・・・・・・」
 
「“こうして連続虚空爆破(グラビトン)事件は幕を降ろした。
力とは恐ろしいもので、その者を悪魔にも英雄にも変えてしまうことが出来る。
だが、それを決めるのは力を使うもの自身だ。介旅には力の使い道をもう一度よく考え直してほしい。
そして・・・”」
「翔太郎。“幻想御手(レベルアッパー)”について検索してみたが・・・
鍵がかかっていて閲覧できなかった。」
「そうか・・・」
「それから“照井”という者についても検索したが、名字だけだったから検索結果が膨大になってしまった。
ほかにも“ドレイクゼクター”や“ZECT”・・・いろいろ検索してみたが・・・どれも鍵がかかっていた。
だけど・・・」
「どうした、フィリップ?」
「“幻想御手(レベルアッパー)”の本の鍵からはドス黒い憎しみを・・・
“ZECT”の本の鍵からは邪悪な陰謀を感じたよ・・・」
 
「“この街で何かが起こっている・・・今はそれを感じることしか出来なかった。”」
 
―夜、御坂と黒子の寮の部屋にて・・・
「どうしましたの?お姉さま。そんなに落ち込んでぇ。」
「いや・・・ちょっとヘビーな一日だったから・・・ねぇ・・・・・・」
御坂は承太郎にしかられたので落ち込んでいた。
「あらぁお姉さまぁ、それだったら黒子も今日はとってもヘビーな一日だったんですのよ~
というわけでお姉さま・・・ヘビーな気分の者どうし、ここは気分を明るくするために夜のスキンシップを・・・」
「ちょッ黒子アンタどこ触って・・・・・・黒子ぉオオオオおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!」
 
TO BE CONTINUED 
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オォーイ
by Sgt.LUKE 2010/02/25(Thu)22:03:10 Edit
あとがきは良い。でも最後のあたりがややきめぇ…
作者 あとがき
by Joker 2010/02/25(Thu)20:26:11 Edit
唐突なんですが僕、御坂嫌いなんですよね。
なんていうか・・・尊敬出来る点がないんですよ。
自販機を蹴ってジュースを盗むわ、自分はレベル5だどうだって感じで上条を追い回すわ、
行動の節々に自分の事しか考えてないってのがにじみ出てるんですよね。
努力でレベル5になったとか言ってますが、頭に乗りすぎなんですよね。

一方で好感が持てるのは佐天さんや初春。
この2人からはまったくの邪悪さを感じない。純粋にいい人。
でも恋人にしたいかって聞かれたらノー。
この2人はあくまで普通の人だからね。スリルはないしすぐ飽きるよ。

一番好きなのは黒子。
ロリだし貧乳だし、何よりド変態だから。
清純な子よりJokerは変態な子が好みなんですよ。
次の瞬間何をしてくるかわからない・・・そんな感じがいいですね。
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