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teamBDR
性別:
男性
職業:
高校生
自己紹介:
このブログは退屈な日々を革命すべく集まった6人のブログなんDA。
メンバーの紹介なんDA
[Joker(ジョーカー)]この団を作った人。学園都市の日常・科学サイドを書いてるのはこの人。ボディサイドのガイアメモリをコンプしている。最近、teamBDRが満足同盟となんら変わりない事に気づいたが、狙ってなどいなかった。いや、ホンとにマジで。まあそんな事はどーでもいいから、満足しようぜ!!

[ナレ神(シン)] 貴重な「純粋なツッコミ役」。LUKEとは実況・解説コンビである。最近、兄のオタクライフを書いた記事が大ヒットした。

[ガチャピン]旧かみやん。最近はこっちの名を名乗るほうが多い。通称、魯迅(ろじん)。又は、北大路魯山人(きたおおじろさんじん)。もうなんか『お姉ちゃん』しか言わないかわいそうな人。teamBDRの中でもトップクラスにアレな人なんDA。 

[S(サジタリウス)] 変態である。クラスの女子、挙句の果てには学校の先生にまで変態と言われてしまったぞ!この変態軍人めが!!

[Sgt.LUKE(サージェント.ルーク)] おそらくこの団最強の男。その脳内は無限のユーモアにあふれている。もしかしたらアンサイクロペディアを超えているかもしれない。ちなみに食玩のサイクロンメモリを持っている。

[XILE(ザイル)] 割と普通人。EXILEのファン。この団に入ってからまわりに毒されてきた。被害者。だが本人は楽しそうである。
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第9話「あなた・・・ヤンでるわね」

作者 Joker

「これが・・・僕のスタンド・・・!“エコーズ”ッ!」
康一は本能で自分のスタンドの能力を把握した。

「ふん、あなたもスタンド使いだったの・・・へ~~~そう・・・・・・
でもよかったわ。夫婦はお互いが対等でないといけないですものねぇ。」
「だれが君と夫婦になんかなるものなるかっ 心が捻じ曲がった君なんかと!
いいか?僕の正直な気持ちを今、はっきりと声に出して言ってやる!
“僕は君の事が・・・大っ嫌いだッ!”」
康一は叫んだ。
直後、エコーズが康一の発した声のエネルギーをつかみ由花子へ向けて投げつけた。
ビシャアン!
「!? 何よ・・・これ!?」
由花子の体に“僕は君の事が・・・大っ嫌いだッ!”という文字が張り付いた。
「“僕は君の事が・・・大っ嫌いだッ!” “僕は君の事が・・・大っ嫌いだッ!” “僕は君の事が・・・大っ嫌いだッ!” “僕は君の事が・・・大っ嫌いだッ!”・・・・・・・・・」
「なに・・・どこから聞こえてくるの!?この無限に聞こえてくる“僕は君の事が・・・大っ嫌いだッ!”っていう声は!?」
由花子は頭を抱えてうずくまった。
「それが僕の“エコーズ”の能力さ。“音をものに貼り付ける能力”・・・
僕がさっき言った“僕は君の事が・・・大っ嫌いだッ!”という声を君の体に貼り付けたのさ。
君が聞いている音は君自身の中から耳鳴りのように発せられているものなんだ!」
「康一君・・・今すぐこの音を止めなさい・・・そしたらちょっとした夫婦喧嘩だったってことで済ませてあげるわ・・・・・・」
「嫌だねッ! 君がッ 反省するまで 鳴るのをやめないッ!」
「あら・・・そう、じゃあ仕方がないわね。」
「え!?」
由花子はさっきまでと打って変わって元気な様子になった。
「どういうことだ!?僕のエコーズの能力はたしかに発動していたはず・・・!」
「ええ・・・たしかに最初はショックだったわ。
でも、よくよく考えたらあなたがあたしのこと嫌いになるはずがありませんもの。」
「くそうっ なんて思い込みが激しい女なんだッ!
もう僕一人じゃ手に負えない・・・誰かに助けを・・・」
康一は携帯電話を取り出した。
「そうはさせないわッ!」
由花子は髪の毛を伸ばしてムチのようにして康一の手の中の携帯電話を弾き飛ばした。
「あっ」
「ふふふ、あたしの能力は“髪の毛を自由に操る”ことよ・・・単純な戦闘能力ではあなたより上・・・
・・・そしてあたしたちの愛の園によそ者はいらないわ。」
「・・・フフ、でもどうかな?例えば人間は夏になると蚊に来て欲しくないな~って思って蚊取り線香を点けたり、スプレーをまいたりするけど・・・それでも蚊は来る。
どれだけ完璧に対策をしたと思っても・・・侵入者はいつか必ず入って来るんだ。」
「・・・・・・何が言いたいわけ?」
プルルル プルルルル―プツン
「―ハイもしもし、左翔太郎ですけど・・・何っ、お前広瀬・・・・・・わかった。
杜王地区の別荘地帯だな?今すぐ仗助たちと一緒に行くぜ!」
プツン
「なっ・・・なぜ電話に?誰も出ていないのに・・・!?」
「僕がさっき携帯電話を弾き飛ばされたとき、実はすでに番号は入れてあったんだ。
かけた先は鳴海探偵事務所の翔太郎さん。彼ならすぐ駆けつけてくれる上に、
運がよければ仗助君たちが僕の捜索依頼に来ているだろうって思ってね。
そして吹っ飛ばされた携帯電話・・・でもよかったんだ。別に。エコーズの音を貼り付けておいたから。」
康一は翔太郎宛のメッセージを貼り付けまくった携帯電話を拾って由花子に見せた。
「くぅぅぅぅぅぅぅぅぅっあなたって人は・・・・・・」
「・・・康一、アンタにしてはよくやったわ。あとは私にまかせなさい・・・」
「その声はッ!まさか・・・御坂さん!?」
2人の目の前に現れたのは御坂だった。
「・・・あなた、しつこいわね。」
「フフフ、地獄の底から這い戻ってきたわよ!
アンタにリベンジするために・・・一晩中アンタをつけまわしてたのよッ!」
「えッ!?(ていうかそれが本当なら早く僕を助けて欲しかった!)」
「あなた・・・ヤンでるわね。」
「それはアンタのことでしょうがッ!」
御坂は由花子に向かって突っ込んでいった。
 
「仗助!お前は俺の後ろに乗れ。白井は億泰の後ろだ!」
翔太郎たちはバイクで康一の元へ向かおうとしていた。
「よし、行くぜ!」
「待ちたまえ探偵君。」
「その声は・・・またか霧彦ぉッ!」
現れたのは前回、ドレイク(翔太郎)の圧倒的スピードによって翻弄され、
挙句逃げ帰った敵組織の幹部の園咲霧彦であった。
「まったく・・・こないだ逃げ帰って君の事を妻に報告したらもうカンカンに怒ってねえ・・・
おかげでまたお尻を焦がされてしまったよ。」
「霧彦・・・」
今の言葉で翔太郎は霧彦を哀れんだ。
「とにかく!今日こそ決着を付けよう。特訓して身に付けた私の新しい力を見せてやる!」
ナスカ!
霧彦はナスカ・ドーパントに変身した。
「さあ、ドレイクに変身しろ!」
「ああ、3人とも・・・ちょっと待っててくれ。」
―Henshin(変身)―
―cast off(キャストオフ)―
―Change Dragonfly(チェンジ ドラゴンフライ)―
翔太郎は仮面ライダードレイク・ライダーフォームに変身した。
「一気に決めてやるぜ・・・クロックアップ!」
―clock up(クロックアップ)―
ドレイクが超高速移動を始める。
(これで決まりだ・・・!)
ドレイクはナスカ・ドーパントの背中に銃を突きつけた。
そして引き金を引く・・・
ドヒュヒュンッ
「よし・・・」
銃弾はナスカ・ドーパントに命中した。ように見えたのだが、
「残像だ。」
「はい?」
振り向くとそこにはナスカ・ドーパントの姿があった。
「フン!」
ナスカ・ドーパントは剣を抜くと同時にドレイクを斬った。
「ぐああっ!」
「特訓したと言っただろう?これが私が特訓して得た新しい力“ナスカ レベル2 高速移動”だ。」
「くっ・・・その高速移動で俺のクロックアップについてきやがったのか!?」
「そうだ。だがついてきたというのは違うなあ・・・私の高速移動は君のクロックアップより少し速い・・・・・・だからこれからはついてくるのは君の方だということだ」
「くそっ・・・」
―clock over(クロックオーバー)―
「ほう、時間切れか。だがこちらはまだまだ高速で動けるぞ!」
ナスカ・ドーパントは高速移動で大量の残像を作り出し、あたかも分身しているように見せた。
―Rider Shooting(ライダーシューティング)―
「ン、必殺技を撃つのかい?よく見極めたまえよ。残像を撃っても無駄だぞ。」
「うるせえ・・・いいから黙って静かにしてろ・・・・・・」
バシューーーーーーン バシューーーーーーン バシューーーーーーーンッ
ドレイクはライダーシューティングを何発か連射した。
「何だ?クロックアップ状態で撃ってないからか・・・ひどくスローモーじゃないか。
それに・・・全部外れて別の方向に飛んで行く・・・・・・」
「・・・なあ霧彦、ビリヤードってあるよな?俺はあれをハードボイルドな男のたしなみだと思っているんだが・・・お前はどうだ。ビリヤード、やるか?」
―clock up(クロックアップ)―
―Rider Shooting(ライダーシューティング)―
ドレイクは先に放っておいたライダーシューティングの光弾にめがけてライダーシューティングを撃った。光弾はまるでビリヤードの玉のように弾かれ合い、結果残像も含め全てのナスカ・ドーパントにライダーシューティングは命中した。
「なッ!!」
「俺のライダーシューティングを構成するエネルギー、タキオン粒子は別のタキオン粒子に弾かれる性質を持っている・・・それを利用して俺はビリヤードのようにてめーをブレイクしたのさ・・・
さて、今日もとっとと帰って嫁に尻を焼いてもらいな。」
―clock over(クロックオーバー)―
ナスカ・ドーパントの姿は無くなっていた。
翔太郎は変身解除した。
「待たせたな、3人とも。さあ、行くぜ!康一のところへ。」
 
「らあッ!」
御坂は電気を帯びたパンチを繰り出しながら由花子に迫っていった。
それを由花子は後ろに下がって避ける。
そうしている内に2人は崖の近くまで来ていた。
(崖・・・海に落ちたらけっこう危ないかもね・・・・・・)
御坂は崖の下に打ち寄せている波を見てそう思った。
「御坂さん・・・あなた、やっぱり死にはしなくてもダメージは相当残っているようねえ・・・」
由花子の意見は図星だった。
先ほどからの御坂のパンチにはまったくキレがなく、電撃も静電気程度の威力だ。
(くっ・・・昨日あれだけの電気を大量放出したから・・・・・・レールガンも・・・あと2発ってとこか・・・)
御坂はレールガンの体勢をとった。
ドヒューーーーーーーーーーン
レールガンが由花子に向けて発射された。
しかし前回と同様、髪の毛のバリアに阻まれてしまう。
「無駄よ、御坂さん・・・あなたの電撃ではあたしの髪には勝てない・・・・・・」
しかし次の瞬間、由花子は驚愕した。
いつの間にか御坂が目の前まで迫ってきていたのだ。
「はッ!あたしが前髪で前が見えていないときを狙って・・・ここまで近くに!?」
「そうよッ!そして・・・この距離ならバリアは張れないでしょうッ!!」
ドッキャアーーーーーーーーーーーーーーーーーン
御坂は由花子の超至近距離でレールガンを発射した。
「みっ・・・御坂さぁーーーーーーーーーんッ!」
康一が叫んだ。
「あ・・・あんなに近くでレールガンを撃てば・・・御坂さんも無事では済まないはず・・・・・」
「ええ、そうよ・・・康一君・・・あの女は崖の下に落ちてったわ・・・・・・レールガンの衝撃でねえ・・・」
「え!?」
康一は声のした方を向く。
するとそこにはボロボロで立っている由花子の姿があった。
「あの女・・・あんな至近距離でレールガンを撃ってくるなんて・・・でも無事だったわ、あたしは・・・
あの女は見くびってたのよ・・・あたしの髪の毛の操作速度を・・・ちゃんとバリアは張れたわ。
でも・・・おかげで髪の毛がたくさん焼け焦げちゃったけどね~・・・・・・
さあ康一君、邪魔者は消えたわ。抵抗しようったって無駄よ。
あなたのスタンドのパワーと能力じゃあたしのスタンドには勝てない。」
「由花子さん・・・あなたも見くびってるじゃあないですか。僕のスタンドを・・・
実は僕のエコーズの能力はこれだけではないんですよ。
それはエコーズを“変身”させることによって発動する能力なんですけどね・・・
僕のエコーズはその変身をまだ2回残しています・・・この意味がわかりますか?」
「!?・・・どういうことよっ・・・・・・」
「今の僕のスタンドは“エコーズ ACT1”・・・それをこれから“エコーズ ACT2”に進化させるということだ!エコーズッ!脱皮(キャストオフ)だッ!!」
ピキッ パキ パキ パキッ どろぉーーーっ
エコーズの表皮がセミの抜け殻のようになり、それが真っ赤になってドロドロに溶け出した。
そしてその中から虫と人型の中間のような姿の“エコーズ ACT2”が現れた。
「何よ・・・そのスタンド・・・・・・まあいいわ、あなたそんなにあたしの言う事が聞きたくないんだったら・・・聞かせるまでよッ!」
由花子は髪の毛を何本か康一に向けて飛ばした。
(康一君を髪の毛で縛って・・・崖に落としてやるって脅してやる!)
しかし康一に向かって飛んでいった髪の毛は、康一に触れた瞬間に融けてしまった。
「そんな馬鹿な・・・あたしの髪の毛が融けるなんて・・・!」
「これが僕の“エコーズ ACT2”の能力!“尻尾を擬音の文字の形(尻尾文字)にして貼り付け、それに触ったものに文字と同じ擬音の効果を体感させる能力”!
さっき僕はエコーズ ACT2の尻尾を“ドジュウ”という擬音の形にして僕自身に貼り付けていたんだ!
そして僕に触れた髪の毛は“ドジュウ”という擬音の効果で熱されて燃え尽きたんだ!」
「・・・何よ、そんなにまでして・・・そこまであたしのことが嫌いだっていうの!?」
「ああ!だから最初に言っただろう!?僕は君の事が大っ嫌いだって!」
「そう・・・わかったわ。あなたはあたしのことが大っ嫌いだって・・・・・・
だったら!あなたがあたしのことが嫌いで・・・怒りの眼差しを向けられるくらいなら・・・!
死んだほうがマシよッ!」
「あっ!」
由花子は崖から飛び降りた。
落ちた先にあるのはとがった岩。
(ごめんなさい・・・康一君・・・あたし、康一君に好きになってもらいたかっただけだったの・・・・・・
でも・・・振り返ってみればあたしがやったことは全部自分勝手なことばかり・・・
これで康一君も清々するでしょう・・・さようなら、康一君・・・・・・)
由花子の体は岩に激突した。
しかし由花子は死ななかった。
「え!?」
由花子は岩に突き刺さって死ぬどころか、逆に30メートルも上昇(ゲイン)した。
崖の上に戻ってきた由花子。
由花子は崖の下をのぞいてさっき自分があたった岩を見てみる。
「あっ!い・・・岩に、エコーズ ACT2の“ボヨヨ~~~ン”という尻尾文字が・・・
何故!?何故あたしを助けたの!?康一君!あなたはあたしのことが嫌いなんでしょう?」
御坂は康一に問う。
「・・・別に・・・ただ、自分の都合で他人の幸せを奪うのは許せないと思っただけだよ・・・僕は。
君にも父親や母親や兄弟がいるんだろう?君が死んだらその人たちが悲しむ・・・その人たちの幸せを奪ってはいけない・・・
それから・・・君が昨日作ってくれた弁当、おいしかったよ・・・・・・」
康一はその場から去っていった。
「・・・康一君・・・・・・あたし・・・康一君のことをますます好きになって来たわ!
いつか必ず・・・あたしがあなたのことを幸せにしてみせるわ・・・!」
由花子は心に誓った。
 
「康一~ッ!無事かぁ~~~っ」
仗助ら4人が康一のほうに向かってくる。
「あ!あれは翔太郎さんたちだ!お~~~~~~いっ」
「おお、康一!無事で何よりだぜ。由花子のヤローは?」
「彼女ならもう大丈夫だよ。なんとかなったから。」
「ところでお姉さまは?たぶん由花子を追いかけていたと思うんですが・・・」
黒子が康一に問う。
「あ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
その1時間後、近くの浜に打ち上げられている御坂を康一らは発見した。
御坂は近くで養殖されているモズクに絡まりまくった無残な姿で発見された。
 
TO BE CONTINUED
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作者 あとがき
by Joker 2010/02/28(Sun)18:11:33 Edit
なんか今回の話グダグダになっちゃったなあ・・・
まあ、御坂のボコボコ具合と尻彦さんとモズクは好きだけどね。
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